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先輩からの実習一口メモ

このページは実習を終了した学生さんに、最終DI(医薬品情報)実習の一環として作成していただきました。実習の内容に加えてちょっとしたコツなんかもコメントしています。今後、実習に来られる学生さんは、参考にしてみて下さい。(2015.03現在)

製剤実習

院内製剤を実際に調製します。
レシピを見ながら、点眼薬やうがい薬、軟膏、クリーム剤などを調製します。
アンプル製剤作りも体験します。アンプル製剤作りは、コツをつかむまで難しいかもしれません。大学では体験していないだけに学生は真剣に取り組んでいます。自分で作成した製剤で患者さんが不満に思わないように作るのは結構難しいですよ。

調剤実習

処方せんをもとに、薬剤の取り揃え、水剤や軟膏剤の調製、半錠の作成、錠剤の粉砕等を行います。院内処方せんだけでなく、院外処方せんについての疑義照会を見学し、処方内容について考えます。また、持参薬鑑別作業やインスリン注射薬や吸入薬のロールプレイも行います。調剤室で薬剤師が業務に従事する姿勢を見ていると、自分達も将来、素敵な薬剤師なれるように勉強して経験を積まなければ!という思いがきっと湧いてくるはずです。

病棟実習

病棟実習では、カルテや検査結果を見て、患者さんの病状や行われている治療を把握します。把握した内容を基に、実際に患者さんのベッドサイドで服薬指導を行います。学生は患者さんと接するということで、とても緊張すると思いますが、大丈夫です。回数を重ねるごとにコツがつかめてきます。そして、面談を行っていく中で改善すべき問題点を見つけ出し、それについてSOAPを作成し、それをもとに問題解決のための薬学的ケアを行います。最後に症例報告会を行い、実習生の間で学んだ知識を共有します。服薬指導のやり方について病院と薬局での違いを見つけましょう。

注射薬払出実習

注射薬払出実習では、各病棟や外来で使用する注射薬や輸液を集めます。注射薬を集めるときには、ただ集めるのではなく患者さんに処方されている注射薬や輸液は適切なものか、薬同士の組み合わせに問題は無いのかといったことも確認します。集める輸液や造影剤が多いと相当な力が必要になります。
当院では、取り扱っている注射薬や輸液の数が多いので、必要な注射薬や輸液を探し出すのも学生にとっては大変かもしれません。しかし、多くの薬剤や処方せんに触れることで、教科書だけでは覚えにくい薬剤や注射の投与速度・相互作用の知識がすんなり深まります。

TPN(高カロリー輸液)混合調製実習

TPN実習では、病棟で使用される高カロリー輸液の混合調製を行います。注射薬払出室で集められた注射薬や輸液を混合調製します。これらを調製する際には、清潔に行う必要があるのでTPN調製専用のクリーンベンチで行い、調製者は手洗いをしっかりと行い、マスク・帽子・ガウンを着用して衛生的に作業します。シリンジの大きさによって、力加減も変わってくるのでその感覚を覚えて下さい。
写真に写っている学生が調製した輸液は患者さんの元に届くこととなるので、学生はみんな責任感と緊張感を持って調製しています。

DI(医薬品情報)実習

DI室では、医薬品に関する情報を収集し、収集した情報を医療従事者や患者さんに伝えるといったことを行っています。DI実習は医薬品の採用・使用中止、病院での医薬品の情報提供、情報の入手・評価・加工などについて学びます。薬剤師にとって情報収集は切っても切れない関係なので情報の集め方、加工の仕方を覚えていってください。

情報を制する者は調剤を制す!
写真に写っているのは、学生がDI実習で作成した薬や医療に関するニュースです。DI実習では、このように情報を収集から提供までの一連の作業の流れを勉強することができます。

治験実習


薬剤師が治験コーディネーターとして治験に関わる意義は大きいため、この実習では治験コーディネーターの業務を学び、患者さんに対する治験の同意説明のロールプレイを体験します。患者さんの立場を思いやりながら、説明できるようになりましょう!
治験薬と処方せん薬では何が違うのかを考え、薬剤師としてどのように関わっていくかを学んでください。

TDM(治療薬物モニタリング)実習


TDMは、薬物の血中濃度を解析することで患者さんに最適な薬剤を最適な量とタイミングで投与するために重要な業務です。難しい内容ですが、病棟薬剤師には必要な知識であり、実際に計算して補正を行い治療域に安定させることの難しさを学びましょう。(指導薬剤師の先生が丁寧に教えてくれます♪)

感染対策実習

感染対策実習では、病院における感染対策業務について学びます。また感染専門医の講義も受講できます。感染経路別の予防と対策を理解するようにしましょう。抗菌薬や病原微生物について、復習しておくとより理解しやすいと思います。