2004年4月の日記

2004.4.1.(木)
 あるディスカッション。結構喧々諤々と。でもこういうディスカッションをフランクに出来る医局で良かった。皆様に感謝。
 夕方よりシモヤマ先生学位取得記念大宴会@医局。つつましく。ワインなど。ワイン飲むとどうしてこう、身体がだるくなるのでしょう? (結局単なる飲み過ぎか ^^!)
 長らく務めてきた血免内科病棟医長の座をカワバタ先生にお譲りする。今後とも宜しくお願いします。
 講座名も本日より、血液免疫制御学に変わったらしい。制御するらしい。

2004.4.2.(金)
 6年生相手に血免良いとこ一度はおいでのプレゼン。ひろせピース、わのピースの写真を使わせていただきました。事後報告。

2004.4.3.(土)
 実家のお花見…の予定も雨天/寒いの悪天候につき、単なる宴会。

2004.4.4.(日)
 金沢へ。
 兼六園で花見…の予定も雨天/サブイの悪天候につき、金沢サティへ。
 映画「ブラザー・ベア」。あまり期待していなかったが。。。宗教観が異なるから仕方ないのか? 手塚さんの「火の鳥」くらい見て勉強して欲しいものだ。
 少しゲーセン。
 アイス:モモはチョコレートとパイン・シャーベットをブレンド。…食べてみたら意外な美味しさ、ハワイアン系のカクテル:チチみたいな味。
 本屋で「ついてくる」文庫版を。
 阪神は巨人に開幕3連勝。そのまんまお願いします。

2004.4.5.(月)
 5年生BSL始まる。6年生CCS第二クール始まる。我々があれだけ訴えた事が、あっさり却下。あの場でディスカッションしろと言われ、あの場の雰囲気では通りそうだった事項も、どこか暗闇での合議で打ち消される。実のあるクリニカル・クラークシップにしようと当科で必死に培ってきたやり方を、某先生の一方的な思い込み/強制的執行力にネグレクトされる。結果、学生の実力/やる気を思いっきり無視した低レベルの実習しかできなくなる。誰の責任か?
 テコンドー岡本選手、アテネ出場権獲得。めでたい事だが、そもそも自分勝手に分裂した協会同士のトップは全く反省の色すら無し。それはともかく、普通だったら注目をさほど集めない競技にTV放映やニュースが殺到する事になるんだろう。

2004.4.6.(火)50
 いい加減にタイヤ交換しないといけないのですが… まだスタッドレスはいてるの…
 あちゃーという入院もあったらしい。で、私が当直なんすけど、どこまでどーしたらよーござんしょうか。
 玉簾English versionを作成する。ものすごく仕事した気になるも、これは仕事ではないか??

 2004.4.7.(水)
 朝から××××な戯言を言ってくる×××がいて、××××。
 母親が4ヶ月の男児の睾丸をカッターで切り落とすという事件。この事件そのものは、男の子には可哀想に、母親には精神的に何か問題があったのだろう、という程度。問題はいくつかのTVや新聞の報道の仕方で、「下腹部」と表現している。こんな風に表現を変える事に何の意味があるのか? 「睾丸」は「下腹部」ではないし、こういう無意味な言葉狩りこそ言論の自由(あえてこの言葉を使おう)を歪めている要因だと思うのだが。
 外来は妙に時間がかかる。終わったのは16時頃。いろいろ分かってくれない患者様に何とか声を張り上げて説明。喉がいかれる。

2004.4.8.(木)
 メッツ松井稼頭央、初打席初球初回ホームラン。更に3打数3打点で大活躍。久しぶりに日本に元気を与えてくれるニュース。
 小泉さん靖国参拝は違憲という裁判所の判決。ジュンイチローちゃん、イケンよ。
 憎きMが出たあ。 
 討議事項山ほどの医局会。
 5年生BSLのデータ・チェック中に電話でんわ。
 久しぶりのクリパ小委員会。大雪で中止になった第1回クリパ大会は5/6に仕切り直し。
 明日朝からしばし居なくなるので、出来るだけの指示だし。
 イラクで日本人3人が誘拐拘束される。自衛隊の撤退はしないと小泉さん/福田さんは語る。

2004.4.9.(金)
 朝チョー早起きして、とりあえず病院へ。なんとか出来るだけの指示と申し送りを。
 小松空港→東京。
 第101会日本内科学会総会・講演会。憎き…である。専門医をとったばっかりに、75点も稼がねばならないので、総会に出席せざるをえない。うらめしや〜
 少し抜け出して、浅草雷門周辺をぶらつく。せんべいを買う。
 一度ホテルへ。少し仮眠。
 横浜まで出て、kawakawa先生とお食事。内外のいろんな問題話題を語り合う。いろいろお世話になりました。
 寝不足もたたり、ホテルでバタンキュー。

2004.4.10.(土)
 本日の出発を、昨晩、とある事情で朝1便に変更したものの、チョー眠いのでJAL予約センターへ電話。11時台のに変更出来ませんか? 残念ながら満席との事で、せっかく朝食券がついているもパスして、羽田空港へ向かう。
 小松から内灘へ向かう途中、また4WD警告ランプ点滅。仕方なしに日産のディーラーへ。小一時間待たされたあげく、結局よー分からんと。Oi Oi。しゃーない、このまま乗り続けるか。
 一度病院へ。
 UCSFのメンバーの講演会へ。
 その後何故か拉致されて、Dr.Danniel夫妻、Dr.Greenspan夫妻らと会食。こんな会席料理が出てくるのなら、立食で食べないで我慢したのに。。。

2004.4.11.(日)
 朝早くから町内の廃品回収。これは意外と重労働。
 ミハの自転車を買いにムサシへ。くれぐれも事故にだけは気をつけてね。盗まれないように鍵もかけてね。
 朝の労働(普段使わない筋肉)の疲れがどどどどっと出て、しばし意識消失。
 夜は病院へ。いくつかの書類を片付ける。なかなか机上が片付かないのは何故??
 TVでSPEED2を。船ではやはりSピード感は無いな。と思っていたら、後半はスピeed感少し。さすがヤン・デ・ボン監督ではあるのだが。。。迫力あるけどCGグラフィックスというのが見え見えなのもおなぐさみ、お目にとまれば元へとかへす。

2004.4.12.(月)
 学生さんのプレゼンもあったが、比較的回診は早く終わる。
 累々とした太い血管にも関わらず、静脈路確保が困難。申し訳ない。更に追い打ち、回路の圧が上がり過ぎで途中終了。なんてこった。
 接待は続く。ラシェットで会食。怪色。玉簾英語バージョンを披露するも、企画倒れだったかな。それなりの喝采を浴びるも、自分としては不完全な成果。梅香先生の御指導を仰ごう。

2004.4.13.(火)
 ようやくやっと、タイヤ交換。以前のは擦り減っていて結局新たに購入するはめに。まあ春が来たっていう事で。
 しばらくぶりにやっと、散髪。伸ばしながら切るというのも、逆説的というか二律背反というか。
 「シフクノオト」Mr.children。ミスチルの新譜である、悪い訳が無い。例の脳梗塞騒ぎ以後初のアルバムだから若干の心配も、先発シングル群を含む正に至福の楽曲に消し飛ぶ。病気を乗り越えたせいだろうか、一頃に比べ前向きなポジティブな言語に元気づけられる。
 日血/臨血に演題登録。試行錯誤。暗号文登録がどうしても出来ない、何故??

2004.4.14.(水)
 当初は学会出席予定で休診にしていたため、予約数は少なく比較的余裕のい外来。なのに遅くまでかかるのは何故???
 またまたまた。。。お別れ、またねSee you !

2004.4.15.(木)
 皆さん演題登録済んだ?
 リウマチ学会(岡山)に行き損ねた人たちが集まって、細々と医局会。演題出していたのに〜行けないなんて〜涙そうそう。
 来週よりサワキ先生が加わっていただくので、いらないものを捨て、PCなど入れ替え、人一人分の場所を確保。
 また新たな細胞が育ちつつある。患者さんの体内にて増殖し続ける時は憎き!なのに、In Vitroで増える時は愛おしい。
 明日からしばらく強制拉致軟禁される予定なので、来週の様々も今のうちに、、、

2004.4.16.(金)
 朝7:45病院をバスで出発。いこいの村能登半島へ。
 新臨床研修制度開始に伴う、研修指導医養成のためのワークショップ。途中ほんの僅かな休憩をはさむのみで、21時まで延々と続く。へとへとです。
 さては軟禁たますだれ。

2004.4.17.(土)
 ワークショップは続く。とにかく続く。17:20まで続く。
 奥田さんの「メディカルサポートコーチング」の話は参考になる。
 バスに乗って帰途へ。あ〜やっと帰れる。。
 病院に着いても、病棟まで上がる元気もなし。

2004.4.18.(日)
 少しだけ病院へ。
 良い天気なので、ピクニックをしよう。内川スポーツ広場へ。風があまりなく、4月とは思えないくらい暑い。
 たっぷり疲れて、家でしばし昼寝。
 てくてく歩いて、とり重へ。てくてくてく。。。。。

2004.4.19.(月)
 本日よりSワキー先生が参加し更に強力になった血液リウマチ膠原病科(血液免疫制御学)。
 うききー。
 先に解放された3人は無言、後の2人は妙に多弁。ま、しばらくほっておいてあげるしかないのだろう。だが、今回ばかりは小泉意見に賛成で、捜索などにかかった費用は本人達に請求すべきだろう。

2004.4.20.(火)
 妙に多忙。70
 机の上の書類整理もままならない。なぜなぜ。

2004.4.21.(水)
 文化の違い、思考の違いを嫌というほど実感。驚くやら、あきれるやら、腹立たしいやら。やらやら。。
 外来もいろいろなごたごた。いろごた。

2004.4.22.(木)
 医局会は多忙。CCS第1クール、高木君/中島君ごくろう。
 時間刻みでアポあり。
 内定が決まったって? そんな事ないてー。
 KRサワ先生EKCでダウン。目は辛そー。そういえば、何となく俺も目がころつくようなつかないような…
 新人歓迎会@シノアぶどうの木。そんな事ないてー。ワインで酔いすぎ、結局ダウン。 

2004.4.23.(金)
 恒例の二日酔い寝不足。もう高齢か?
 ML疑いチョー重症が結局LKメタメタと診断変更。当科に引き取る必然性はなくなったものの、複雑な気分。
 上越の実家へ。
 親父、下痢にてダウン中。お大事に〜
 三菱自動車ピンチ。頑張れミツビシ。

2004.4.24.(土)
 実家の外来は、まあそれなりに多忙。
 親父の下痢は改善。同じような患者さんも外来においでたから、お腹につく風邪?!かねえ?
 車で金沢へ。
 夕食はにんにくやへ。いろいろ美味しい。明日は皆臭いだろうが、皆で臭ければ怖くない。

2004.4.25.(日)
 天気も良いので、砺波のチューリップフェアへ。いろんな種類のチューリップがありますねえ。
 来年用の球根の予約/花水木の苗を購入。 
 昼はフェアの中の出店。幾つも店があるのに、どこも同じようなメニューで、しかも不味い。これしかないから喰うが…。
 帰りに金沢森本ICで初めて下車してみる。ついでに、津幡のプラント3へ。
 今日は妻のHappy birthday! なにもしてあげられないけど。

2004.4.26.(月)
 朝出勤時までは通常通り。
 am10時頃より吐き気、続いて水溶性の下痢、しぶり腹、colicky pain出現。なんとなく熱っぽく、多発関節痛、多発筋肉痛まで出現。親父の風邪か患者様の風邪か? 数年前のロタウイルスの時に症状が似ているような気がするもまさか…
 午後からの約束を全てキャンセル。早々に帰宅す。
 帰って布団にくるまっていると熱も本格的に出てくる。体中が痛くて身動きとれない。ううう

2004.4.27.(火)
 朝まで熟睡。が、まだまだ復調とは程遠い。
 が、本日は七尾のH病院まで行かなくては。ぶつからないように、気を保ちながらなんとか辿り着く。外来→病棟回診を急ぎ足で終わらせ、院長先生にお願いし午前中に早退させていただく。点滴をしてはと御提案をいただくも、点滴中に便意を催してきたら辛いので辞退。ぶつけないように、正気を保ちながら家まで辿り着く。本日の当直も替わっていただき、出席予定の会議もキャンセル。家の布団に潜り込む布団っていいなあGGGGGGGGGGGG。ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ。夕方頃には少しづつ食欲も回復の兆し。明日朝までには何とかなるだろう。皆様に感謝。

2004.4.28.(水)
 ヤミアガリデモシュッキンスルカラニハシゴトハキチントコナサネバナリマセン。こういうひにかぎってがいらいはよやくたっぷりでよじすぎまでかかったりします。ナイガイニハラダタシイコトイラツクコトケットバシタイコトガタクサンアッテソンナトキニタズネテクダサッタミナサンニハツレナイタイオウシカデキナイノハマダマダオトナジャナインダナトオモッタリモシマス。いくつかのことではひとのおせわになってつくづくじぶんだけでいきているわけではなくたすけあっていきているんだということもじっかんできたひでもあるのですが。

2004.4.29.(木)
 上記、脳味噌HDに感染性下痢ウイルスをケンシュツしました。只今ウイルス除去終了致しました。
 さあ、通常モードでばりばり仕事…、と思ったら休日でした。みどりの日だそうです。
 またぞろ、18人の閣僚のうち合計7人もが国民年金未払いの時期がある事が判明(福田さん、竹中さんまで…未納8人組)、そして管さんまで。で、年金改革関連法案は野党欠席のまま、与党の多数で可決。いつまで国民を馬鹿にした政治をこの国の政治家達は続けるのだろうか。
 午前中はAWゲ崎スイミングスクールの夏祭りへ。モモはクジで一番を引き当て景品の万華鏡をもらう。ミハはスーパーボール掬いで係員が驚くほどget。いろんな才能?があるものだ。
 午後からは七塚中央公園へ。ミハは一輪車の練習、モモはバランサーの練習。
 くたくたくた。

2004.4.30.(金)
 某Pさんのために出勤されているMRさんも結構おいでるだろうとの事。御苦労お察しします。
 連休前(中?)だけあって電子カルテが混雑し動きがチョー遅い。ついでにデータもなかなか飛んで来ない。//<^_^>
 腸管をどこまで休ませるか? 本人は食べたいと怒っている。当然だろう、食い物の恨みは恐ろしいのである。 
 「メディカル・サポート・コーチング入門」奥田弘美+本山雅英著(日本医療情報センター)。アイスブレイキング/ペーシング/聴く:ゼロポジション・相づちと頷き・オウム返し/質問する:オープン型質問・未来型質問・肯定型質問・塊をほぐす&再構築する/伝える:I メッセージ・承認する・枕詞を使う・要望する・一時停止/まとめと同意/3つの確認:会話の内容を相手が納得しているか、理解できているか・「いつするか?」「その結果をどのようにして知ることができるのか?」の確認・「他に言いたいこと、言い足りないことはないか?」を声に出して確認。以上のコツを分かりやすく解説してある素晴らしい本。こういう方向でやっていかねばならないのだが、果たしてできるだろうか?
 「『超』英語法」野口悠紀雄著(講談社)。ユエン・ナツバラ・ハウンドー。聞くコツとして発音記号でなくカタカナで表記した事が何よりのヒット。発音記号なんて見る気しないもんね。勉強の際にどこを省いて良いか、8割原則がここでも述べられていて参考になります。