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【採択】総合医学研究所 加藤 友久 講師 / 北海道大学遺伝子病制御研究所 令和2年度一般共同研究

研究課題「HLA 改変ヒト iPS 細胞から作製した個別化樹状細胞からの未分化細胞除去に関する研究」

 2018 年のノーベル生理学・医学賞が“負の免疫制御を阻害するというがんの治療法の発見の功績”に関して授与されて、免疫療法ががん治療の柱の一つとして加えられるようになりました。がんの免疫療法を更に確実にそして効果的なものにするため、免疫細胞による細胞治療が有効と考えられます。一方、2012 年のノーベル生理学・医学賞の受賞対象である iPS 細胞は、患者さんから直接作製することが可能な万能細胞であり、免疫細胞に分化させてがん免疫療法に使うことが可能です。
 iPS 細胞由来の再生・細胞医薬品を用いた医療応用では、残存未分化細胞の腫瘍化する可能性に対するリスクヘッジが重要になります。本共同研究は、北海道大学の近藤教授が見出した多能性幹細胞を選択的に除去できる化合物で iPS 細胞より分化誘導した樹状細胞を処理することによって、未分化細胞を検出限界外まで除去でき、かつ得られた細胞標品が樹状細胞としての特性を保持していることを検討することを目的としています。

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