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【論文発表】 総合医学研究所生命科学研究領域 長内和弘教授の原著論文「Trafficking of Newly Synthesized Surfactant Protein B to the Lamellar Body in Alveolar Type II Cells」がCell and Tissue Research誌に掲載されました。

 肺サーファクタントはリン脂質とアポタンパク質から成る複合体であり、分泌され肺胞表面張力を低下させることで正常な呼吸を維持しています。アポタンパク成分であるSurfactant Protein B(SP-B)は特に重要で、その遺伝子異常は致死的な呼吸不全をもたらすことが知られていました。SP-Bは肺胞II型上皮細胞(II型細胞)で合成・分泌されますが、分泌経路は確定していませんでした。II型細胞の単離培養、アイソトープラベル、細胞小器官単離精製、免疫沈降法、オートラジオグラフィーを用いて、新たに合成されたSP-Bは分泌前にII型細胞内の層状封入体に輸送・貯蔵されることを証明しました。この経路は以前報告されていた他の成分とは異なる経路です。

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