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【論文発表】臨床病理学 郭 鑫 助教の論文「Mucinous Myoepithelioma: A report of a new variant」がSAGE Open Medical Case Reports誌に掲載されました。

耳下腺に発生したnew variant筋上皮腫の一例報告。80代の日本人女性、右耳後方に徐々に増大した腫塊を主訴に来院。穿刺吸引細胞診では、多形腺腫様の所見が見られた。多形腺腫とpreliminaryに診断し、耳下腺切除術を施行した。肉眼的に被包化された腫瘍は充実性であり、腫瘍の割面は灰白色で、被膜が見られ、境界明瞭で、粘液を伴う腫瘍病変であることが観察された。組織学的に、豊富な粘液性の間質を伴う腫瘍は上皮及び筋上皮が充実性~網状に配列しており、腫瘍細胞質内に均一なパターンのmucicarmine陽性のムチンを有していた。免疫染色にて、腫瘍細胞はAE1/AE3、S-100蛋白が陽性であった。本症例は病理組織学的に、筋上皮腫の新しい亜型である粘液性筋上皮腫と最終診断された。この筋上皮腫new variantを今後蓄積していくことで、その生物学的態度をより理解し、適切な治療及び正確な診断を行っていけるだろう。

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