記事のみ印刷する

【論文発表】環境皮膚科学 大学院生 二ッ谷 剛俊先生の論文「Scalp microbiota in members of a Japanese high school judo team including carriers Trichophyton tonsurans」がThe Journal of Dermatology誌に掲載されました。

Trichophyton tonsuransは、人間の皮膚糸状菌症の主な原因菌である。日本では、2000年初頭から柔道家やレスラーなどの接触スポーツ参加者の間でT. tonsurans感染が増加した。T. tonsuransはさまざまな皮膚症状を引き起こすが、明らかな皮膚病変はないが頭皮にT. tonsuransがコロニーを形成する無症候性キャリアは、感染源として最も問題となっている。これまで金沢医科大学皮膚科では感染予防と啓発のためにコンタクトスポーツに従事する複数のグループでスクリーニングを実施してきた。感染者の中には治癒が困難である場合や、容易に再感染することが経験された。この要因として、T. tonsuransに感染しやすい個人の因子が存在する可能性を考えた。本研究では、T. tonsurans感染の有無にかかわらず、柔道部員の頭皮の常在菌叢を分析し、T. tonsurans感染と常在菌叢プロファイルの相関を調査した。


詳細はこちら
新着一覧へ