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【論文発表】臨床病理学 水谷謙一先生の論文「Nasal spindle cell tumor with rhabdomyoblastic features: A rare and diagnostically difficult case」がSAGE Open Medical Case Reports誌に受理されました。

鼻腔のspindle cell rhabdomyosarcomaは稀な腫瘍であり、しばしば他の紡錘形細胞腫瘍との鑑別が問題となる。症例は62歳の女性。鼻出血を主訴に近医を受診し鼻腔内の腫瘍が認められ摘出された。摘出された腫瘍は紡錘形細胞から成っており、desmoid-type fibromatosisと診断された。その5年後、再度鼻腔内腫瘍が認められ切除された。腫瘍は束状に密に増殖する紡錘形細胞から成り、横紋筋芽細胞が所々に混在して見られ、spindle cell rhabdomyosarcomaと診断された。本症例は、鼻腔原発のspindle cell rhabdomyosarcomaが稀であるだけでなく、初発時にはdesmoid-type fibromatosisと考えられた点からも貴重な症例である。鼻腔原発の紡錘形細胞腫瘍の鑑別にspindle cell rhabdomyosarcomaを挙げる重要性が示唆される。

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