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【論文発表】生理学II 津元国親准教授らの論文「Specific decreasing of Na+ channel expression on the lateral membrane of cardiomyocytes causes fatal arrhythmias in Brugada syndrome」がScientific Reports誌に掲載されました。

心臓突然死(致死性不整脈の発生)を引き起こすリスクが高い遺伝性不整脈疾患であるBrugada症候群は、30~50代の東洋人男性に多く、心筋Na+チャネルの機能低下によって生じるイオンチャネル病である。未だその不整脈発生機序には不明な点が多い。本論文では、Brugada症候群における不整脈の発生に関与すると考えられてきたPhase-2リエントリー応答を、ヒト心室組織の数理モデルの構築と興奮伝播シミュレーションにより解析した。心室組織内におけるNa+チャネルの空間的な発現差と、個々の心筋細胞体におけるNa+チャネルの不均質発現によって生じる局所電流の低下が、Phase-2リエントリーならびに、致死性不整脈の発生に関与する可能性を例証した。

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