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【論文発表】免疫学・小内伸幸教授の論文" Calcium pyrophosphate dihydrate crystals increase the granulocyte/monocyte progenitor (GMP) and enhance granulocyte and monocyte differentiation in vivo."がInternational Journal of Medical Science誌に掲載されました。

 ピロリン酸カルシウム結晶は関節局所において代謝異常の結果、結晶化し沈着して儀痛風を誘導する。儀痛風の関節局所には顆粒球の動員が認められるが、その機序は明らかになっていない。
 本研究ではピロリン酸カルシウム結晶をマウスに投与し、脾臓及び末梢血中の骨髄球系細胞の動態を解析した。この結果、脾臓及び末梢血においてピロリン酸カルシウム結晶濃度依存的な好中球及び単球が増加を認めた。さらに、骨髄中の顆粒球/単球前駆細胞の増加と巨核球/赤血球前駆細胞の減少を認めた。これらの結果は、ピロリン酸カルシウム結晶がdanger signalとして造血前駆細胞に働き分化の方向性を変化させ、好中球/単球を増加させ、儀痛風の発症に寄与することが示唆された。

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