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【論文発表】解剖学Ⅰ・狩山信生・大学院生(八田稔久教授)らの「Rapid bone staining with hair removal (RAP-B/HR): a non-destructive and rapid whole-mount bone staining protocol optimized for adult hairy mice」がScientific Reports誌に掲載されました。

 透明骨染色標本の作製には、皮膚や筋などの軟部組織の除去、さらに有毛動物であれば除毛処理が必要となり長時間の作業工程を要する。さらに、組織破壊に伴うアーチファクトは不可避であり、微細な骨病変の解析において深刻な問題となる。この問題を克服するために、本研究では、我々が開発した迅速全身骨染色法 (RAP-B, Sataka-Haga et al., 2018) に除毛処理を導入したRAP-B/HR法を確立した。これにより、標本作製過程でアーチファクトを生じることなく、成獣マウスやラットなどの大型標本でも、簡便な手順で全身透明骨染色標本を短時間で作製することが可能となった。また、得られる標本の透明度が極めて高いため、蛍光ズーム顕微鏡を用いた観察により高解像度の3次元骨格画像を容易に再構築することが可能であり、その解像度は高性能マイクロCTやMRI顕微鏡画像に匹敵することが示された。

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