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【論文発表】看護学部 中井寿雄 講師の論文がInternational Journal of Environmental Research and Public Hearth; Special Issue "The Impact of Environment on the Health and Wellbeing of People"に受理されました。

論文名:Needs of Children with Neurodevelopmental Disorders and Geographic Location of Emergency Shelters Suitable for Vulnerable People during a Tsunami
 
南海トラフ地震による大津波が想定されている、太平洋沿岸の地域に居住する発達障害児の特有の困難さ、避難に必要な固有空間、専門職を算出し、児が安全に避難するための福祉避難所の地理的条件を特定した。発達障害児の特有の困難は、目が離せない26(55.3%)人、大声をあげる21(44.7%)人、偏食21(44.7%)人などだった。必要な固有スペースは135.9㎡、5人の専門職が必要と推定された。GISを用いた感度分析によると、児が安全に避難するための福祉避難所の地理的条件は、①津波が到達できない標高の高い位置に配置している、②児がどの避難経路を選択しても、低地から高地へ向かって移動し、一定の標高に達することで、たとえ津波到達時間内に施設に到着できなくても浸水から免れることができる、③浸水区域の避難所は、垂直避難が可能なビルである、④津波が到達する前に、避難者全員が避難所に到着できる位置に立地している。⑤河川から津波が流入しても、避難所に到達できる位置に立地している。⑥避難方向に河口がないだった。災害時要配慮者の避難をモデル化することは、地域の実情に合った災害への備えや訓練計画に寄与する可能性がある。

Special Issue

Manuscript


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