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【論文発表】糖尿病・内分泌内科学:日中笹川奨学生 Jing Xuさんらの総説論文:Relationship between autophagy and metabolic syndrome characteristics in the pathogenesis of atherosclerosisがFrontiers in Cell and Developmental Biology誌に受理されました。

内臓肥満、耐糖能異常、脂質異常症、高血圧を含むメタボリックシンドローム(MetS)は、インスリン抵抗性、酸化ストレス、炎症などの複数の経路を活性化し、動脈硬化症や2型糖尿病の発症リスクの増加をもたらします。オートファジーは、細胞の代謝恒常性を維持する上で重要な役割を果たすリソソーム分解プロセスですが、MetSによって誘発されるオートファジーの障害が血管組織の酸化ストレスや炎症などを惹起し、動脈硬化症の発症・進展に密接に関与することが報告されています。適切なオートファジーの活性化は、動脈硬化症のプラークの進行を防ぐ一方で、過剰なオートファジーの活性化は、細胞死、プラークの不安定性、さらにはプラークの破裂につながります。したがって、オートファジーのホメオスタシスは動脈硬化症の発症と転帰に重要な役割を果たしています。本総説では、動脈硬化症の病態形成におけるオートファジーとMetSとの関係、またこれらを標的とする潜在的な治療薬について概説しています。

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