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【採択】総合医学研究所 黒田 絵莉子 助教 / 公益財団法人日本科学協会「2021年度笹川科学研究助成」

研究課題「新規分子DELE1を用いたミトコンドリア異常の可視化マウスの開発」
 ミトコンドリアは内部に独自のDNAを持つ真核生物に特徴的な細胞小器官である。ミトコンドリアは酸素呼吸をはじめとした生命活動に必須の機能を多数有している。その一つにミトコンドリアストレス応答がある。これはミトコンドリアで生じた異常を核へシグナル伝達する機構だが、このシグナル伝達の生理機能はほとんど調べられていない。そこで本研究では「生体イメージング」に着目し、ミトコンドリア異常を可視化する新たな生体イメージング用マウスの作製を目指す。本マウスの開発に際して、レポーターシステムにはミトコンドリア異常時に特異的な挙動を示す新規分子「DELE1」の分子メカニズムの利用を考えている。このマウスは基礎生命科学から医学・薬学研究までミトコンドリアが関連する研究全般に広く貢献できると考えられる。

公益財団法人 日本科学協会

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