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【論文発表】眼科学 初坂奈津子 助教らの論文「UV index does not predict ocular ultraviolet exposure」がTranslational Vision Science & Technology誌に掲載されました。

 UVの人体へ及ぼす影響を示す指標としてUV指数(UVI)がある。一般的にUVIは紅斑紫外線量から計算されており、主に皮膚に対する影響が基準となっている。UVIは日常生活におけるUV対策において非常に有用な指標として認知されているが、眼部に対するUV被ばく量は皮膚における被ばく量とは必ずしも一致しないことが示されており、眼部UV対策の指標にはならない可能性がある。今回UV-Bセンサを使用したマネキン型UV計測装置を用いて眼部UV被ばく量を計測し、UVIと眼部被ばくの関係について検討するとともに、眼部被ばくの指標としての眼部UVI(OUVI)を作成した。UVIは太陽高度が最も高い南中時に高値を示すが、OUVIは南中時が低値となり、逆に太陽高度が低い朝と夕方に高値を示した。また冬季には太陽高度が低いため1日を通してOUVIは高くなることが明らかとなった。UVIとOUVIとは必ずしも一致せず、その要因には太陽高度の違いによる眼部へのUV直射の影響が挙げられる。眼部被ばくの指標となるOUVIは必要であり、今後はUV被ばくが関係している白内障や翼状片などの予防研究につなげたい。

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