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【採択】総合医学研究所 岩脇 隆夫 教授/(公財)テルモ生命科学振興財団 2021年度 Ⅲ研究助成

研究課題
小胞体ストレス耐性マウスの開発から迫る炎症性腸疾患の予防戦略

これまでに当研究室では海外グループとの共同研究から「小胞体ストレスと炎症性腸疾患」の間に重要な関連性を見出してきた。現在もマウスやヒトを対象として炎症性腸疾患における小胞体ストレスの役割に迫る研究を続けている。その中で「小胞体ストレスに対抗する細胞保護的な応答反応の活性化が炎症性腸疾患の発症を抑えるかもしれない」と考えるに至った。そこで本研究では小胞体ストレスに対抗する生体防御機構を活性化させたストレス耐性モデルマウスを開発して、その表現型解析から実験腸炎モデルに対する予防的効果を検証したい。使用予定のストレス耐性モデルマウスについては既に作製へ向けて実験をスタートさせており、腸炎評価解析の準備も整いつつある。もし有効な結果が得られれば、臨床への応用に繋がるよう小胞体ストレス耐性を高める薬剤の探索へと研究を展開させる。
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