入学者選抜情報
修了生・大学院生の声
大学院生 Interview
研究という新たな世界を知ることで広がった
医師としての未来
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宮澤 攻 先生
石川県出身 金沢医科大学医学部心臓血管外科学 助教
| 主として専攻する科目 | 心血管外科学 |
| 研究指導教員 | 髙野 環 教授 |
医学の発展につながる「知」を積み重ねる
現在、心臓血管外科学で2つの研究に携わっています。1つは、開心手術後の患者さんに合併症として現れる不整脈に着眼した「開心手術術後の心房細動の誘因についての検討」。臨床でのデータを基に解析を行う手法でそのメカニズムを解明します。そしてもう1つが、「COVID-19・能登半島地震との心血管疾患の関係性の検討」。金沢医科大学病院で実施した心臓血管外科手術を過去10年間分遡り、新型コロナウイルスのパンデミックや能登半島地震の影響を調査するもの。増加傾向にあった疾患などを抽出することで、今後、非常時の診療に活かせると考えています。どちらもまだ道半ばですが、よりよい医療のために自分ができることだと信じて、地道に研究を続けています。
困難を乗り越え掴んだ成長
大学院へは、周囲のすすめもあり進学しました。覚悟はしていましたが、その忙しさは想像以上。臨床と研究、専門医の資格取得、プライベートでは家族が増え、限られた時間とすべきことの折り合いをどうつけるか最初は悩みました。しかしそのおかげで、ときには人を頼ることの大切さを覚え、時間の使い方もうまくなりました。
支えてくれることへの感謝を力に
心臓血管外科や基礎研究室の先生方は、いつも気さくに話しかけてくださり、どんな基礎的なことも丁寧に教えてくださいます。医局が一つのチームとなって診療の負担を減らしていただくなど、支えてくださったことも研究を続けられる理由。金沢医科大学の大学院は周囲の理解とサポートが手厚い、恵まれた環境です。研究は一人ではできません。うまくいかなくて投げ出したくなることもありますが、私の研究に寄り添い、貴重な時間を割いてくださっている方々の信頼に応えたいという気持ちが日々の原動力になっています。
踏み出さないと得られないものがある
臨床は目の前に患者さんがいることがモチベーションになりますが、研究は能動的に進めなければならず、面白みにかけると感じるかもしれません。しかし、専門医などの資格取得とは別枠で、医師としての守備範囲が広がり、それが臨床にもつながっていく手ごたえは、研究という世界を知ったからこそ感じられるもの。苦労もあるけれど、よい選択をしたと私は思っています。今後はさらに視野を広げ、最新の知見を臨床の現場にフィードバックすることにも力を注いでいきます。
修了生 Interview
胸を張って専門と言える知見と経験を求めて
研究の世界へ
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福 淳史 先生
栃木県出身 金沢医科大学医学部整形外科学 助教
| 主として専攻した科目 | 運動機能病態学 |
| 研究指導教員 | 川原 範夫 教授 |
長い医師人生の中に研究という経験を
金沢医科大学を卒業し、大学病院での初期臨床研修2年目で大学院に進みました。正直に言えば、やりたい!というテーマがあった訳ではありません。しかし、長い医師人生のなかで、専門性を深める時期があってもいいのではないかと考え進学を決めました。臨床では目の前の患者さんにとって最善の治療を考えて力を尽くします。一方、研究には論文を通して世界中の人々の役に立てるという可能性があります。アプローチの方法は異なりますが、どちらとも経験することで得られるものがあるはずだとも思いました。
研究者の努力なくして新たな治療法開発はない
私がチームの一員として取り組んだのは、患者さん自身の皮下脂肪から採取した脂肪組織由来の幹細胞を用いて治療を行う「変形性関節症に対する再生医療のプロジェクト」。この研究は、私たちが治療として当たり前のように抜いていた膝関節内の関節液に着目したもので、現在行われている治療の裏付けになるよう、滑液と脂肪由来幹細胞の関係について解明しました。再生医療は入院や大きな手術をせず生活の質を向上できる、膝関節に痛みを抱える患者さんにとっては画期的な治療法です。このように研究は、よりよい医療を実現するために不可欠なもの。それを実感してから、研究への意識がより一層高まりました。
大学院だからできることがある
学位と専門医資格を同時に取得できることは金沢医科大学大学院の魅力の一つです。勤務医の仕事と研究を両立するので、毎日忙しいのは当然。そんなとき医局は臨床の負担を減らしてサポートしてくれましたし、総合医学研究所の石垣先生はおおらかに見守ってくださいました。目標に向かって集中する時間や学位論文がアクセプトされた達成感など、何事にも変えられない経験も大学院だからできたことです。
医師として進むべき道が明確に
研究をする前と後で医師という仕事への意識も変わりました。特に感じるのは、論文を調べたり、データを確認したりすることが格段に増えたこと。話す内容一つ一つに裏付けを取ることが基本になり、それが臨床の現場では患者さんの安心感につながっているようです。
私は大学院進学でこれからの医師人生の支えとなる多くのものを得ました。研究員としての活動は今後も続いていきますが、ぜひ後輩にも大学院で有意義な経験をしてほしいです。
大学院で研究する利点
自身の専門性を高めることができ、将来のキャリアの選択肢が拓ける!
- 最先端の研究・治療法等に関する知見を得ることができる!--臨床能力の向上(論理的な考え方とデータの解析能力)
- 大学院での研究を通じて学会発表や論文を書く力が修得できる!--認定医・専門医資格の取得にも役立つ
- 博士(医学)の学位を取得できる!--大学教員、研究機関、政府機関、海外での就職、留学などのキャリアにつながる
- 学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
- 選抜日程
- 出願から入学までの流れ
- 令和8(2026)年度 大学院医学研究科(博士課程)第2次生募集要項
- 令和8(2026)年度 各専門科目の研究領域
- 事前相談:各専門科目における研究指導教員等の在籍する講座・領域のHP一覧
- 過去の試験問題の閲覧について
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