教育・研究指導
共通科目 実験動物学(1単位:夜間開講)
科目責任者 |
八田 稔久 教授(科目責任者) |
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担当教員(実務経験) |
八田 稔久 教授(医師)、東海林 博樹 教授(-)、 小野 宗範 教授(医師)、 坂田 ひろみ 准教授(-)、 大塚 哲 教授(獣医師)、 池田 崇之 教授(-)、 西園 啓文 講師(-) |
開講期 | 後 期(夜 間) |
授業場所 | 講義内容参照 |
科目番号 | 504060 |
学習目標
1.一般教育目標(GIO)
医学・生物学研究に用いられる実験動物の維持管理の基本と動物実験を行うにあたって理解しておくべき規則を学ぶ。動物種ごとの解剖学的および生理学的特性に関する知識を習得し,実験計画を立案する能力を身につける。
2.行動目標(SBO)
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実験動物の管理・運用上の規則および動物実験に関する法律を理解する。
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魚類,両生類,げっ歯類の実験動物としての特性を理解する。
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マウスおよびラットの発生工学の基礎を理解する。
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実験動物を用いたバイオイメージング技術を理解する。
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マウスおよびラットの組織標本作成法と組織画像解析の基礎を理解する。
3.行動目標と学位授与方針(DP)との関係
DP1・2・3・4 学位授与方針はこちら
評価方法等
- 評価方法:出席, レポートの成績を総合評価する。
- 評価配分:出席50%, レポート50%
- 成績評価基準:こちら
教科書
教科書は定めず,必要に応じ資料を配布する。
準備学習(30分/1回の講義あたり)
各回のテーマに関連したトピックスを、インターネット等を活用して事前に調べておくこと。
課題に対するフィードバック
レポート等の課題を提出させ,内容のチェック・添削を行い,本人へフィードバックして理解度のアップをめざす。
授業時間割・講義内容
№ | 講義日 | 講義時間 | 講義内容(授業場所/講義者) |
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1 |
2024年10月1日(火) |
18:00〜19:30 |
動物実験の必要性と倫理,飼育方法と実験手技(基礎研究棟3階大学院セミナー室/総医研共同利用センター動物管理室 講師 西園啓文) |
2 | 2024年10月8日(火) | 18:00〜19:30 | 遺伝学的なアプローチによる医学研究とゲノム編集技術による遺伝子改変動物の作製(基礎研究棟3階大学院セミナー室/総医研共同利用センター動物管理室 講師 西園啓文) |
3 | 2024年10月15日(火) | 18:00〜19:30 | マウス胎児のin utero遺伝子導入法(基礎研究棟4階生化学Ⅱ医局基礎研究棟3階大学院セミナー室/生化学Ⅱ 教授 池田崇之) |
4 |
2024年10月22日(火) |
18:00〜19:30 | ウイルスベクターを用いた遺伝子導入による細胞機能形態解析(基礎研究棟3階生理学Ⅰセミナー室/生理学Ⅰ 教授 小野宗範) |
5 | 2024年10月29日(火) | 18:00〜19:30 | 医学研究におけるゼブラフィッシュの活用(基礎研究棟5階解剖学Ⅰ医局/解剖学Ⅰ 准教授 坂田ひろみ) |
6 | 2024年11月5日(火) | 18:00〜19:30 | 発生工学による遺伝子改変動物作製法(基礎研究棟3階大学院セミナー室/京都府立医科大学大学院医学研究科実験動物センター 教授 大塚 哲) |
7 | 2024年11月12日(火) | 18:00〜19:30 | 普遍的生命現象の研究とモデル生物(基礎研究棟3階大学院セミナー室/一般教育機構生物学 教授 東海林博樹) |
8 | 2024年11月19日(火) | 18:00〜19:30 | 組織標本作製と組織画像解析の基礎と応用(基礎研究棟5階解剖学Ⅰ医局/解剖学Ⅰ 教授 八田稔久) |
履修上の注意
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質問は、各講義の終了時のほか、メール(thatta[at]kanazawa-med.ac.jp)にて随時受け付ける。
- 特別な配慮を必要とする場合は,事前に担当教員に相談すること。
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1,2,3年次のいずれかの年次において履修すること。
- 研究内容に動物実験を予定している場合は,必ず履修すること。
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履修科目届にて履修希望を届け出し,履修の際は,共通科目履修報告書を持参し,担当教員の出席承認印を受けること。
報告することにより,修了要件の単位として認定される。 -
履修終了後には当該報告書に、「授業方法改善のためのアンケート」を添付し提出すること。