学部・大学院・研究所 大学院医学研究科

研究をしている女性

認プロ

履修内容

大学院生の場合

主として専攻する科目の3科目(講義、演習、実験実習各4単位)、副として専攻する科目1科目(講義、4単位)、共通科目のうち必修の医の倫理または生命倫理学のいずれか(1単位)の他、認知症専門医系科目のe-LearningおよびWebツール(Cisco社 Webex)使用によるデメンシアカンファレンスの受講等による講義、演習、実習から構成される15科目から8単位以上を修得し、認知症に関連する学位論文を作成することによります。

科目等履修生の場合

認知症専門医系科目4単位以上を修得することによります。
以下は、認知症専門医系科目の履修方法となります。

講義(9科目 10単位)

e-learning受講による科目①(7科目 各1単位)

科目名 履修方法
認知症基礎 金沢大学のサーバーに自身のパソコンからアクセスし、各科目約60分×5回のビデオ講義を聴講のうえ、デメンシアカンファレンスまたは認知症関連学会(セミナー含む)に2回以上参加し、確認テスト等を受講すること。
認知症候学
認知症検査・診断学
認知症治療・予防学
認知症ケア・リハビリ・地域支援・倫理
認知症各論Ⅰ
認知症各論Ⅱ

e-learningによる科目②(1科目 1単位)

科目名 履修方法
研究倫理

APRIN eラーニングプログラム (eAPRIN)(旧 CITI Japan※)のサーバーにアクセスし、対象科目を履修すること。

※「CITI Japan プロジェクト」とは、「研究者育成の為の行動規範教育の標準化と教育システムの全国展開」(代表校:信州大学)の略称。文部科学省 「大学間連携共同教育推進事業」の採択事業で研究一般に関する倫理をe-ⅼearningで提供している。

その他の履修による科目(1科目 2単位)

科目名 履修方法
認知症特論 本大学院で行われている認知症関連の講義を受講することによる。

演習(4科目 各1単位)

Webツール(Cisco社 Webex)活用によるデメンシアカンファレンス(症例検討会)に1科目あたり8回以上参加することによります。

デメンシアカンファレンスとは、認知症医療および研究に携わる各専門家が、一同に集まり、1つの症例に対する治療法を包括的に議論する場です。エビデンスに基づいた有効性の高い治療法を決定し、疾患の種類や病期、合併症、更には患者さんの意志を尊重した、最適で包括的な治療方針を提示・実践しています。
金沢大学、富山大学、福井大学、金沢医科大学(4大学)の持ち回りで毎月1回開催され、認知症治療専門医等による活発な意見交換と、最適且つ包括的な治療方針が討議されており、Webツール(Cisco社Webex)北陸3県の関連病院等も参加します。

対象科目

科目名 概要
認知症診断・治療学Ⅰ

毎月1回開催(年12回開催)。

e-mailの他、HPにおいて開催案内する。

Webツール(Cisco社 Webex)を使用し、自身の機器から参加する。

認知症診断・治療学Ⅱ
認知症診断・治療学Ⅲ
認知症診断・治療学Ⅳ

実習(2科目 6単位)

科目名 概要
地域認知症疫学・予防・ケア実習

第1~3年次

135時間(1単位 45時間)

認知症・神経難病の臨床病理実習