看護学部 看護学領域科目
小児看護学Pediatric Nursing

研究室概要
"小児看護の目的は、子どもの権利を尊重し、一人一人の子どもが健康に育つことのできる環境を整え、生活の質(QOL)が向上するように支援することにあります。新生児期から思春期まで、幅広い年齢の発達段階をとらえ、身体・心理・社会の側面から対象を理解し、それぞれの子どもに適した援助を行います。また、子どもの家族も看護の対象としてとらえ、家族を支える支援を行います。
教育では、小児看護に必要な知識・技術・態度の修得を目標に、子どもの各発達段階の特徴と取り巻く環境、疾患・障害を持つ子どもの理解と看護の方法、小児看護に必要な技術を教授します。病院での臨地実習を通して看護実践を行います。
研究活動は、慢性疾患・障がいをもつ子どもと家族への支援や地域の子育て支援、小児看護の実践能力を高めるための教育方法の工夫や評価の研究に取り組んでいます。"
お問い合わせ
TEL: 076-218-8433
e-mail: y-yukiko【@】kanazawa-med.ac.jp
e-mail: y-yukiko【@】kanazawa-med.ac.jp
所属者紹介
主な研究業績
- 吉川由希子ほか;教科目を横断したPeer-Led Trainingによる小児看護学演習(小児の救急法)の検討,日本救急医学会中部地方会誌,16,17-20,2021.
- 石井和美,小村未来ほか;子どもへの血圧測定場面におけるVR(Virtual Reality)を用いた授業方法の検討,第51回 日本看護学会論文集,看護管理・看護教育,p231-234,2021.
- 吉川由希子ほか;看護学教育に携わる模擬患者への継続支援についての検討,SCU JOURNAL OF DESIGN & NURSING 2016,10(1),p49-57, 2016.
主な外部研究資金
- 2015~2018年度,科学研究費助成事業(基盤研究(C))
ファミリサポートセンターでの病児・病後児対応と支援者コンピテンシーに関する研究
研究分担者:吉川由希子