看護学部 看護学領域科目
在宅看護学Home Care Nursing
研究室概要
"在宅看護学科目群は、4名のスタッフで、在宅看護学の教育・研究に取り組んでいます。
わが国は、高齢者の増加、家族構成の変化、また、様々な治療方法が外来や自宅で可能になったことに伴い、在宅療養を必要とする人または望む人が増えてきています。「在宅で暮らす療養者とその家族の希望を少しでも現実に・・・、その人らしい生活に近づけるにはどうすればよいのか。」それが、在宅看護学の課題です。
在宅看護学では、【目の前にいる療養者やご家族に向き合う気持ち】（①「気になる」「放っておけない」と思う気持ち、②現状で満足せず、「ベストの看護を尽くしたい」と思う気持ち、③専門職としての結果（成果）への責任を負う覚悟）を講義・演習・実習を通して身につけさせることを目標の基盤に日々学生に教育にしています。しかし、在宅看護学は学問領域としては、まだ発展途上にあります。今後、「自宅に帰りたい、自宅で過ごしたい。」と希望する多くの療養者の方々の在宅生活が可能となるように、スタッフ全員力を合わせて、在宅看護学の教育・研究の発展に全力を尽くし頑張りますので、よろしくお願いいたします。"
お問い合わせ
TEL: 076-218-8426
e-mail: mshuko【＠】kanazawa-med.ac.jp
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所属者紹介
主な研究業績
- 前田修子, 蘭 直美, 福田守良, 森山 学,訪問看護業務における看護師のICT機器活用意向に及ぼす影響 ー技術受容モデルを用いたパス解析による仮設検証ー, 日本看護科学会誌, 44:374-384, 2024,DOI:10.5630/jans.44.374
- 蘭 直美,川島和代, 在宅で生活する認知症高齢者の食べる意欲を大切にした多職種による食支援, , 老年看護学, 28(2):97-105, 2024.
- 前田 修子, 福田 守良, 蘭 直美, 森山 学. 訪問看護に従事する看護師を対象としたICTスキル自己評価尺度の開発, 日本看護科学会誌, 43, 89-98, 2023.
- 蘭直美, 前田修子, 福田守良. 在宅看護学実習におけるルーブリックの有用性と自己教育力の関係, 日本在宅看護学会誌, 12(1), 30-37, 2023.
主な外部研究資金
- 「地域在住の膀胱留置カテーテル使用者の転帰と尿路感染症に伴う入院への関連要因」公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団 在宅医療等推進のための調査研究等への助成 2023～2024研究代表者：前田修子
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「訪問看護DX成功への組織変革をめざすガイド ライン開発」科学研究費補助金 基盤研究(C)2024〜2026研究代表者：前田修子
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「オーラルフレイル予防に向けたアクティブ・ ラーニング型健康教育の効果検証」科学研究費補助金 基盤研究(C)2024〜2026研究代表者：蘭 直美
- 「サービス付き高齢者住宅における介護職向け膀胱留置カテーテル管理連携システムの開発」科学研究費補助金 基盤研究(C)2020〜2023研究代表者：福田守良
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「がん在宅終末期ケアを希望するビジネスケアラーを対象とした両立支援対応モデルの開発」科学研究費補助金 研究活動スタート支援2024〜2025研究代表者：伊藤真夕