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つりサークル

 つりサークルの活動は、初夏、初冬、2月と毎年3回行われています。おそらく他の部活動に比べ少ないように感じるかもしれません。しかしつりサークルの活動は4~6時間行われ、朝も早いため、ちょっとした旅行のようであり、部員もそのような気分を感じているのではないかと思います。そして釣りをした日の夜には、大学近くにある居酒屋さんで釣った魚を料理して頂き、部員全員で食べるといったこともしています。初めて釣りをする部員が多いため、魚を釣り、それを食べるということは、大学生の時にしか機会のない活動の一つであると私は考えています。しかしながら近年は、会食はもちろんのこと、活動もできないため、新入部員が興味や機会のあるうちに釣りを体験できていないということを非常に懸念しています。一刻も早く釣りの楽しさを知ってもらい、趣味にしてもらえるような環境に戻ってほしいと願っています。
 ではここでつりサークルがどのような活動をしているのか知って頂くために、一昨年のイカ釣りについて述べさせて頂きたいと思います。イカ釣りは、能登半島の西部にある滝港という場所の堤防で行いました。多くの魚は日の出、もしくは日没の前後によく釣れるため、日の出る前を狙って釣りをします。堤防に着くなりすぐに釣りの準備をし、狙っている魚が多く釣れるよう数種類の餌を各々が付け、釣れるのを待ちます。釣りを何回かしたことのある方はご存じかもしれませんが、釣り竿に付ける餌には小エビやイカの切り身などの本物の餌で釣る方法と、虫や小魚などに似せた疑似餌を用いて釣る方法などに大別されます。今回のイカ釣りでは、後者の疑似餌を用いるルアー釣りという釣り方で行いました。イカが釣れやすくなるよう竿をしゃくるなどテクニックを駆使しつつ、イカが釣れるのをひたすら待ち続けました。しかし、曇りで強風ということもあり、全く釣れませんでした。結局その日は、イカは諦めアジを2匹釣り、大学近くの居酒屋さんで捌いて頂きました。アジはアジフライで、他にも刺身などを追加し食べました。このように釣りでは釣れないことがよくあります。何時間待っても釣れないことがあるため、そういう時が続く際は非常に忍耐力が必要になります。しかし釣れる時には数十匹ほど釣れることもあるため、一度大漁を味わうと釣れなくても諦め切れないというのが釣りの醍醐味であると思います。
 このようにつりサークルは、まさに大学のサークルと言える活動を行っています。金沢医科大学は日本海が目の前にあるため、釣りができる堤防や砂浜へのアクセスが容易です。またつりサークルの活動への参加が自由であるというのも新入部員が気軽に釣りを始める良い仕組みだと考えています。1人でも多くの部員が釣りを趣味にしてもらえるようこれからも努力をして参ります。

     

     

     

つりサークル 部長

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