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大学の校舎を上空から見ている写真

令和6年能登半島地震の経験を踏まえた災害訓練を金沢医科大学病院において実施しました

1月25日(土)、金沢医科大学病院では、森本・富樫断層帯を震源とする地震の発生を想定した災害訓練を実施しました。

今年度は、能登半島地震の経験を踏まえ、本学病院の職員、病院施設、設備、ライフライン等が被災した状況下にあっても、診療体制を維持し、適切に多数の傷病者を受け入れることを目的に、病院職員(医師、看護師、医療スタッフ、事務職員)や学生、約180人が参加しました。

訓練では、震度5弱の地震が発生し、次々と運び込まれる傷病者に対して、医師や看護師等が重症度や緊急度によって、搬送順位あるいは優先順位を決定するトリアージ訓練が行われました。

トリアージ訓練では、重傷や軽傷、さまざまな傷病者の受入および応急処置が行われ、診療エリアや救急医療センターへの搬入や、入院、手術の調整も行われました。また今年度は、能登半島地震の際に課題となった、避難してきた住民の受入を訓練に加え、住民の安全確保に向けた手順や対応を確認しました。

本学では、今後も大規模災害に備えた訓練を継続的に実施し、職員の防災意識向上と災害支援体制の強化に取り組んでまいります。