• ホーム
  • 研究活動
  • 総合医学研究所 岩脇 隆夫 教授/公共財団法人喜・榮・音與支援財団 医療・科学技術の向上に関する試験研究に対する助成

研究活動

顕微鏡の画像
2023/01/12 採択

総合医学研究所 岩脇 隆夫 教授/公共財団法人喜・榮・音與支援財団 医療・科学技術の向上に関する試験研究に対する助成

研究課題「動脈硬化症の進行を促進する小胞体ストレス応答の新たな役割」

私たちは今日までIRE1の役割を中心に小胞体ストレス応答の生理的/病理的機能について解析してきた。このIRE1は小胞体ストレスのセンサーおよびトランスデューサーとして働く一方で動脈硬化症の病態に深く関わることが分かっている。しかしIRE1が動脈硬化の病理部位で「何を引き起こしているか?」は謎のままである。ただ最近になり私たちはIRE1が特定のタンパク質(X)と結合することを見出した。そのタンパク質(X)はRNA結合活性を持つ一方で、その欠損マウスは血中コレステロール値が低いと報告されている。これらを踏まえて私たちは「IRE1がタンパク質(X)の機能を制御することで脂質代謝異常や動脈硬化に対して悪玉的機能を果たす」という仮説を立てた。そこで本研究ではIRE1とタンパク質(X)の相互作用を詳しく解析する。この研究は動脈硬化症の病態を深く理解することや動脈硬化症のための新薬を開発することに繋がると考えている。

研究活動トップへ