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2024/05/10 論文

精神看護学 長山豊教授の論文「A Nursing Process for Shared Decision-Making for Patients with Severe Mental Illness Receiving Treatment Involving Long-Term Coercive Measures: A Modified Grounded Theory Approach」がHealthcare誌に掲載されました

精神科領域における共同意思決定の活用は、重度精神疾患患者とのリカバリー志向の治療的関係を構築するために近年重視されている。本研究の目的は、精神科病棟の保護室で隔離や身体拘束など、長期の行動制限下で治療を受けている重度精神疾患患者に対する共同意思決定に基づく看護プロセスを記述することである。研究デザインとしては、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)を用いた。研究対象者は精神科看護師17名であった。データは半構造化面接を用いて収集した。M-GTAの研究手法に基づき、概念とカテゴリーを生成し、最終的に結果図およびストーリーラインを作成して、概念とカテゴリー間の関係性を示した。重度精神疾患患者に対する共同意思決定に基づく看護プロセスにおいて、精神科看護師は「引き金刺激への敏感な反応具合の察知」に基づいており、「看護師主導の予防的対処」によって患者の対処スキルの欠如を補っていた。特定の刺激に対する患者の不安定性は持続するため、精神科看護師は積極的に予防的対処を講じながら、「不適応行動パターンの自覚促進」と「活動や症状管理における自己選択」に努めていた。すなわち、精神科看護師は、患者の周囲の環境刺激に対する反応を評価し、看護師あるいは患者が意思決定において主導権を握るべきかどうかを判断していた。

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