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研究活動

顕微鏡の画像
2024/05/10 論文

本学病院リハビリテーションセンター 池田 法子 理学療法士らの論文「Factors associated with independent ambulation at 3 months after putaminal hemorrhage: An observational study」がJournal of Physical Therapy Scienceに掲載されました。

被殻出血は他部位の脳出血と比較し、若い年齢層での頻度が高く、自宅復帰は元より就労復帰することが求められる。発症早期から歩行予後について把握することは、在宅復帰や就労支援を検討する上で重要な指標に成りうる。今回、被殻出血後3ヶ月における歩行予後に影響する因子について検討した。対象は84名の被殻出血患者であり、患者の特性および発症時の画像所見については電子カルテから抽出した。身体的機能については意識障害、麻痺の重症度、高次脳機能障害、感覚障害、日常生活動作、歩行能力を評価した。3ヵ月後の自立歩行に関連する因子を同定するためにロジスティック回帰分析を行い、同定された因子の予測値と最適なcut off値を同定するためにReceiver Operating Characteristic curve analysisROC解析)を行った。脳室穿破、麻痺の重症度(12- grade hemiplegia function test)、およびFunctional Independence MeasureFIM)の認知項目は、独立した予後予測因子であった。麻痺の重症度は歩行に関する最も強い予測因子であり、cut off値をgrade 6(股関節の伸筋と屈筋の協調運動が可能)とした場合、感度は80.4%、特異度は100%であった。麻痺の重症度、FIMの認知項目、および脳室破裂は、被殻出血後3ヶ月における自立歩行と関連していた。股関節運動の能力が歩行予後における最も重要な因子の一つである。

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