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2024/07/05 論文

臨床病理学 講師 尾山武先生の原著論文「VEGFA locus amplification potentially predicts a favorable prognosis in gastric adenocarcinoma.」がPathology - Research and Practiceに掲載されました。

胃腺癌で増幅される主要遺伝子を同定するために、われわれは、外科的に切除された胃腺癌のホルマリン固定パラフィン包埋標本を用いて、アレイ比較ゲノムハイブリダイゼーションを行った。その結果、染色体6p上に血管内皮増殖因子AVEGFA)遺伝子座を含む比較的広いゲノム領域の増幅が検出された。胃腺癌におけるVEGFA遺伝子座の増幅は、蛍光in situハイブリダイゼーションによって検証された。胃腺癌におけるVEGFA遺伝子座増幅の頻度は、胃腺癌54例中11例(20%)をVEGFA遺伝子座の増幅があると定義した。次に、VEGFA遺伝子座増幅が胃腺癌の臨床病理学的特徴および患者の生存に及ぼす影響を検討した。VEGFA遺伝子座増幅は、病理学的な腸型および静脈浸潤の低率と有意に密接な関係を示した。さらに、Kaplan-Meier解析によると、VEGFA遺伝子座増幅を有する患者は、増幅を有さない患者よりも全生存期間が有意に良好であり(p = 0.038)、特に長期追跡期間において良好であった。結論として、VEGFA遺伝子座の増幅は、緩やかな攻撃性と良好な予後を予測することができ、胃腺癌患者の良好な予後を予測する可能性を示唆している。

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