2024/11/29
論文
【プレスリリース】女性の遺伝性不妊症の原因として知られる「TLE6タンパク質」が精子機能にも重要であり、その欠損が男性不妊症の原因になりうることを発見
金沢医科大学総合医学研究所共同利用センター動物管理室の風間 晃輔 特定助手、宮越 友紀 主任技術員、西園 啓文 講師らは、女性の遺伝性不妊症の原因として知られるTLE6(トランスデューシン様エンハンサー6)タンパク質が精子機能にも重要であることを、ゲノム編集により作製したノックアウトマウスを用いて明らかにしました。
実際にヒトにおいてもTLE6遺伝子に変異を持つ不妊患者が知られており、今後はヒト精子においても不妊症につながるような現象が確認できるか研究を進めていきます。
本研究成果は、2024年10月24日13時(日本時間)にFrontiers in Cell and Developmental Biologyに掲載されました。
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