金沢医科大学病院 外科専門医研修プログラム
 

お問い合わせ先:金沢医科大学 〒920-0293 石川県 河北郡 内灘町 大学1-1
   一般・消化器外科 e-mail : gastsurg@kanazawa-med.ac.jp
           電話番号 076-286-2211(一般・消化器外科 内線3127)
   乳腺・内分泌外科 e-mail : brstsurg@kanazawa-med.ac.jp
           電話番号 076-286-2211(乳腺・内分泌外科 内線8991)

   1. 外科後期研修医(消化器外科専攻)の声
  西木久史

私は、金沢医科大学出身で、後期研修(外科系専門研修)3年目です。

【一般・消化器外科入局理由】
 私が消化器外科に興味を持ったのは、初期臨床研修医の時になります。
消化器外科研修中に多くの手術に入らせていただきましたが、さまざまな臓器を広範にカバーすることや、悪性腫瘍のみならず良性疾患も幅広く取り扱っていること、内視鏡検査をはじめとした多岐にわたる検査や処置技能を習得できることなどに魅力を感じました。特にやりがいを感じたのは、消化管穿孔などによる汎発性腹膜炎状態の患者さんの緊急手術とその術後管理を担当させていただいた時です。救命が困難と思われた患者さんが無事に退院されていく姿を目の当たりにして、その達成感から消化器外科医になることを決意しました。当科のスタッフ数は決して多いとは言えませんが、スタッフ全員の距離感が近くone teamで診療にあたっていることが魅力的です。教育熱心な先輩方から日々熱い指導を受けて、着実に成長できていると実感しております。
 現在は、諸先輩方の指導のもと、腹腔鏡下の胆嚢摘除や虫垂切除をはじめ、ソケイヘルニア手術や急性腹膜炎手術、腸閉塞手術、肝部分切除、結腸癌手術など、多くの手術を執刀させていただき、充実した外科人生を過ごせていると感じております。
 
  【研修の感想】
 当院の初期研修に関しては、いずれの科もアットホームでユーモラスな環境で研修できることや、全ての指導陣が常に真剣に向き合って下さる環境などが大きな魅力です。後期研修に関しては、新専門医制度下で外科系複数科での研修が必須となっています。当大学は心臓血管外科、呼吸器外科、乳腺外科、小児外科と全ての講座が揃っていますので、院内で専攻医に必要な全ての症例を経験することができます。また、当大学には形成外科の教室があることも魅力の一つです。初期研修並びに後期研修先を悩まれている方は、是非検討いただければと思います。
 私は外科の同期入局が2人おりまして、3人で切磋琢磨しながら充実した日々を送っております。是非一緒に働きましょう。
    
   
  橋本明史

私は、金沢医科大学出身で、後期研修(外科系専門研修)3年目です。

【一般・消化器外科入局理由】
 私は学生時代から特に決まった志望科はなく、初期臨床研修では内科も含め多くの診療科で研修を行いました。どの研修科でも一所懸命に日々を過ごせば奥深さや面白さを感じる部分が必ずあり進路を決めかねていましたが、一般・消化器外科での研修を終えた頃には私の気持ちは決まっていました。
 とにかく、先輩たちの格好良さにシビれました。救急外来で、手術室でリーダーシップを取る外科医の姿はとても頼もしく、自分もそうなりたいと思ったのが最初のきっかけです。
 そして医学生になるより前、医者になろうと初めて思ったあの時、自分の中に思い描いていた医者とはどんな医者だったか。苦しんでいる人を手術で治す、そういう医者を思い描いていたのではなかったか。一度切りの人生、なりたい自分になろう。それで誰かのためになれるなら、もっと良い。そう思ったのが、私が一般・消化器外科に入局した理由です。
 
   【研修の感想】
 一般・消化器外科はカバーする疾患も多岐にわたり、習得を要する知識や手技も多いです。
辛い時ももちろんありますが、医局内には若手を育てる機運が有りますし、後期研修の環境としてはとても充実していると思います。
【後輩へのメッセージ】
 飲んで食べて排泄すること無しに豊かな生活は有り得ません。一般・消化器外科医はそんな生活の根幹に関わる必須の存在ですし、いざという時に最も頼りになる診療科の一つだと思います。決して楽では有りませんし、道のりは険しいですが、一人ではありません。
私達もかつて同じ苦労をした先輩方に支えられ日々一歩ずつ頑張っています。外科にハードルを感じている方も、少しでも外科に興味があるのなら、ぜひ私達と一緒に働きませんか。せっかく医者になったのなら、本当にやりたいことを一緒にしましょう!

   
  三ノ宮優太

私は金沢医科大学出身で、後期研修(外科専攻医)1年目になります。

【一般消化器外科入局理由】
 まず、消化器外科を専門研修先に選んだ理由です。
 私は元々、学生時からカルテ上で頭を使うだけでなく、手術などの手技が多い診療科がいいな~と考えていました。その中でも消化器外科を選んだ理由は、患者が多いメジャー科であり、癌を扱う診療科で、命と直結しているので患者さんの人生と深く関わることにやりがいを感じたからです。また食欲旺盛な私としては、患者さんの食での幸せに対して、助けになりたいという気持ちもありました。しかし正直にいうと、どの臓器に興味があるといったことをはっきりと言えず、消化器外科を選んだ理由はその選択を急ぐ必要に迫られないからということも一因になります。

    診療科を決めた後は、金沢医科大学での入局を決めた理由についてです。
 私は一番のストレスの原因は人間関係だと思っているので、入局前にはよく考えました。この医局はいい意味で距離感があり、しかし仲もよく、ここでならやっていけるなと思いました。また頼りになる先輩方には直接相談もしやすい環境であり、手術症例や研修先も十分あり、学会発表や研究についても学びやすく若手にとって良い流れが来ているなと感じました。これらが、私が入局を決めた理由の一部です。

【後輩へのメッセージ】
 消化器外科としてやっていけるのか。正直、私の心配や不安は尽きません。この仕事を一生やり続ける覚悟があるかと言われても、そんなこと簡単に口にはできません。それでも、誠実に仕事を楽しみながら成長していきたいと思っていますし、仕事以外の面でも成長したいと思っています。一人の先輩としてではなく、一緒に成長できる仲間として、歓迎します。ぜひ一度、医局を見学にいらしてください。
   
  永山太悟

私は金沢医科大学出身で、後期研修(外科専攻医)1年目です。

 【一般・消化器外科入局理由】
大学入学当初は、父と祖父が小児科医であり漠然と小児科医になろうと考えていました。
消化器外科に興味を持ち出したのは、大学5年生の実習で勉強させて頂いた時です。悪性腫瘍のみならず、消化管穿孔や胆嚢炎などの緊急疾患、鼠径ヘルニアや痔核等幅広い疾患に関われることが自分としては非常に魅力的でした。研修医時代には実際に手術に入らさせて頂き、何度か執刀もさせて頂きました。上司の先生方には丁寧にご指導頂き、この医局なら日々外科医として成長していけると強く感じました。手術の際は緊張感があり真剣に取り組みますが、休憩時はお互いに冗談を言い合ったりとオンオフの切り替えがはっきりしており医局のスタッフの雰囲気はとても良く、それも入局を決めた一つの理由です。
入局したばかりであり右も左も分からないような状態ではありますが、先輩方に熱い御指導を頂きながら、同期と切磋琢磨し成長していけたらと考えております。

   【後輩へのメッセージ】
私もかつて大学5年生になるまでは外科自体にハードルを感じ、なるはずがないとさえ思っていました。自分のやりたいことを改めて考え直した時に、目に見えて患者さんの病気を治すことができる外科にはとても魅力を感じました。確かに道のりは簡単なものではありませんが、消化器外科はやり甲斐があり充実した日々を送れるかと思います。
少しでも興味のある方、話を聞きたい方いらっしゃいましたらいつでも歓迎です。皆さんと共に働ける日を楽しみに待っています。
   2. 金沢医科大学外科専門医研修プログラムの目的
  1)外科領域の専門的診療能力の習得

2)上記に関する知識・技能・態度と高い倫理性を備えることにより、患者さんに信頼され、標準的な医療を提供でき、プロフェッショナルとしての誇りを持ち、患者への責任を果たせる外科専門医となること。

3)外科領域全般からサブスペシャルティ領域(消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科、乳腺外科)の専門研修を行い、それぞれの領域の専門医取得へと連動すること。

   3. 研修プログラムの施設群
  金沢医科大学外科大学病院と連携施設(11施設)により専門研修施設群を構成します。

専門研修基幹施設
 
   診療科  責任者名
 金沢医科大学病院 1. 消化器外科
2. 心臓血管外科
3. 呼吸器外科
4. 小児外科
5. 乳腺・内分泌外科
6. 救急・外傷外科
 
1. 高村 博之(一般・消化器外科 教授)
2. 坂本 滋(心臓血管外科 教授)
3. 浦本 秀隆(呼吸器外科 教授)
4. 岡島 英明(小児外科 教授)
5. 井口 雅史(乳腺・内分泌外科 准教授)
6. 上田 順彦(一般・消化器外科 臨床教授)
  専門研修連携施設
 
   連携病院名 所在地  研修可能診療科 
1  恵寿総合病院 石川県  消外、心外、乳腺、救急
2  公立羽咋病院 石川県  消外、乳腺、救急
3  公立宇出津総合病院 石川県  消外
4  富山西総合病院 富山県  乳腺
5  金沢医科大学氷見市民病院 富山県  消外、心外、乳腺、救急
6  金沢循環器病院 石川県  心外
7  埼玉県がんセンター 埼玉県  呼外
8  川崎市立川崎病院 神奈川県  消外
9  日赤和歌山医療センター 和歌山県  消外、心外、小児外、乳腺、救急
10  大阪赤十字病院 大阪府  小児外
11  北野病院 大阪府  消外、心外、小児外、乳腺、救急

   4. 外科専門研修について
   1)外科専門医は初期臨床研修修了後、3年(以上)の専門研修で育成されます。

 3年間の専門研修期間中、基幹施設または連携施設でそれぞれ最低6カ月以上の研修を行います。研修先の連携施設を含めた3年間のプログラムは、専攻医の希望に基づいて決定します。また、途中で変更することも可能です。

 専門研修3年間の1年目、2年目、3年目には、それぞれ医師に求められる基本的診療能力・態度(コアコンピテンシー)と外科専門研修プログラム整備基準にもとづいた外科専門医に求められる知識・技術の習得目標を設定し、その年度の終わりに達成度を評価して、基本から応用へ、さらに専門医としての実力をつけていくように配慮します。

 専門研修期間中に大学院へ進むことも可能です。大学院コースを選択して 臨床に従事しながら臨床研究を進めるのであれば、その期間も専門研修期間として扱われます。

 サブスペシャルティ領域(消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科、乳腺外科)によっては、外科専門医資格を習得した年の年度初めに遡ってサブスペシャルティ領域専門研修の開始と認められます。

   2)年次毎の専門研修計画

 専攻医の研修は、毎年の達成目標と達成度を評価しながら進められます。以下に年次毎の研修内容・習得目標の目安を示します。

 専門研修1年目では、基本的診療能力および外科基本的知識と技能の習得を目標とします。専攻医は定期的に開催されるカンファレンスや症例検討会、抄読会、院内主催のセミナーの参加、e-learning や書籍や論文などの通読、日本外科学会が用意しているビデオライブラリーなどを通して自らも専門 知識・技能の習得を図ります。さらに学会・研究会への参加などを通して専門知識・技能の習得を図ります。消化器外科では。消化器内視鏡検査・処置、CVポート挿入・留置、胸腔・腹腔ドレナージ、イレウス管挿入、気管切開などの処置に加えて、腹腔鏡下虫垂切除、腹腔鏡下胆嚢摘除、各種ヘルニア手術、開腹小腸・結腸切除、ストーマ造設、開腹胃切除、開腹肝部分切除などを執刀していただきます。

 専門研修2年目では、基本的診療能力の向上に加えて、外科基本的知識・技能を実際の診断・治療へ応用する力量を養うことを目標とします。専攻医は1年目と同様に学会・研究会への参加などを通して専門知識・技能の習得を図ります。消化器外科では、1年目の経験手術に加えて炎症の高度な胆嚢炎に対する胆摘、腹腔鏡下ヘルニア手術、開腹の消化管悪性腫瘍手術なども経験していただきます。

 専門研修3年目では、チーム医療において責任を持って診療にあたり、後進の指導にも参画し、リーダーシップを発揮して、外科の実践的知識・技能の習得により様々な外科疾患へ対応する力量を養うことを目標とします。カリキュラムを習得したと認められる専攻医には、積極的にサブスペシャルティ 領域専門医取得に向けた技能研修へ進みます。消化器外科では、1年目、2年目の経験手術に加えて、腹腔鏡手術手技が一定水準に達したと判断されれば、消化管悪性腫瘍の腹腔鏡手術を執刀していただきます。また、膵切除も執刀していただきます。
   【具体例】
 下図に金沢医科大学外科研修プログラムの1例を示します。専門研修1・2年目は連携施設、専門研修3年目は基幹施設での研修です。3施設は全て異なる医療圏に存在します。

 金沢医科大学外科研修プログラムでの3年間の施設群ローテートにおける研修内容と予想される経験症例数を下記に示します。どのコースであっても内容と経験症例数に偏りや不公平がないように十分配慮します。金沢医科大学外科研修プログラムの研修期間は3 年間としていますが、習得が不十分な場合は習得できるまで期間を延長することになります。一方で、カリキュラムの技能を習得したと認められた専攻医には、積極的にサブスペシャルティ領域(消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科、乳腺外科)専門医取得に向けた技能教育を開始し、また大学院進学希望者には、臨床研修と平行して研究を開始することができます。
 
専門研修1年目
  金沢医科大学病院及び連携施設群のうちいずれかに所属し研修を行います。
  一般外科/麻酔/救急/病理/消化器/心・血外/呼吸器/小児/乳腺
  経験症例数100例以上(術者30例以上)

専門研修2年目
  金沢医科大学病院及び連携施設群のうちいずれかに所属し研修を行います。
  一般外科/麻酔/救急/病理/消化器/心・血管/呼吸器/小児/乳腺
  経験症例数100例以上(術者60例以上)

専門研修3年目
  原則として金沢医科大学病院で研修を行います。
  不足症例に関して各領域をローテートします。
  経験症例数100例以上(術者60例以上)


【サブスペシャルティ領域などの専門医連動コース】
 金沢医科大学病院でサブスペシャルティ領域(消化器外科、心臓・血管外科、呼吸器外科、小児外科、乳腺外科)の専門研修も並行して行います。

【大学院コース】
 研修開始時(医師3年目)から大学院に進学できます。臨床研究と並行して学術研究・基礎研究を開始しますが、本格的な研究は専門研修の3年目以降となります。外科専門研修中に研究に専念できる基礎研究期間は原則として6か月以内としています。この期間は、入院患者の担当医を外れ、外来診療のみを担当し、研究に専念できます。大学院に入学した場合は学費を支払う必要がありますが、病院から医師としての給与が支払われますので、ご安心下さい。
   3)研修の週間予定

① 基幹施設(金沢医科大学病院 消化器外科)
 
   月 火  水  木  金 
8:00~9:00 術前/術後/化学療法検討会/
 腹腔鏡手術ビデオカンファレンス/抄読会
         
9:00~10:00 教授回診          
9:00~ 手術          
13:00~ 手術          
9:00~ 外来/病棟業務          
17:00~ 多科合同検討会          
  ② 基幹施設(金沢医科大学病院 乳腺・内分泌外科)
 
   月 火  水  木  金 
8:00~8:45 術前カンファレンス          
8:00~8:30 抄読会          
8:30~9:00 教授回診          
9:00~ 手術          
13:00~ 手術          
9:00~13:00 外来/検査/病棟業務          
13:00~17:00 外来/検査/病棟業務          
18:00~19:00 乳腺合同カンファレンス          

お問い合わせ先
〒920-0293 石川県河北郡内灘町大学1-1
電話番号 076-286-2211(一般・消化器外科 内線3127)(乳腺・内分泌外科 内線8991)
一般・消化器外科 e-mail : gastsurg@kanazawa-med.ac.jp
乳腺・内分泌外科 e-mail : brstsurg@kanazawa-med.ac.jp

   5. 各種カンファレンスなどによる知識・技能の習得
   基幹施設および連携施設それぞれにおいて医師および看護スタッフによる治療および管理方針の症例検討会を行い、専攻医は積極的に意見を述べ、同僚の意見を聴くことにより、具体的な治療と管理の論理を学びます。

 放射線診断・病理合同カンファレンス:手術症例を中心に放射線診断部と ともに術前画像診断を検討し、切除検体の病理診断と対比いたします。

 Cancer Board:複数の臓器に広がる進行・再発例や、重症の内科合併症を有する症例、非常に稀で標準治療がない症例などの治療方針決定について、内科など関連診療科医師、病理医、放射線科医、緩和スタッフ、薬剤部スタッフ、看護スタッフなどによる合同カンファレンスを行います。

 基幹施設と連携施設による症例検討会:各施設の専攻医や若手専門医による研修発表会を毎年1月に大学内の施設を用いて行い、発表内容、スライド資料の良否、発表態度などについて指導的立場の医師や同僚・後輩から質問 を受けて討論を行います。

 各施設において抄読会や勉強会を実施します。専攻医は最新のガイドライ ンを参照するとともにインターネットなどによる情報検索を行います。

 大動物を用いたトレーニング設備や教育DVD などを用いて積極的に手術手技を学びます。

 日本外科学会の学術集会(特に教育プログラム)、e-learning、その他各 種研修セミナーや各病院内で実施されるこれらの講習会などで下記の事柄を学びます。

 標準的医療および今後期待される先進的医療

 医療倫理、医療安全、院内感染対策

   6. 学問的姿勢について
   専攻医は、医学・医療の進歩に遅れることなく、常に研鑽、自己学習することを求められます。患者の日常的診療から浮かび上がるクリニカルクエスチョンを日々の学習により解決し、今日のエビデンスでは解決し得ない問題は臨床 研究に自ら参加、もしくは企画する事で解決しようとする姿勢を身につけます。
 学会には積極的に参加し、基礎的あるいは臨床的研究成果を発表します。さらにえられた成果は論文として発表し、公に広めるとともに批評を受ける姿勢を 身につけます。

研修期間中に以下を必須事項としております。

 日本外科学会定期学術集会に毎年参加していただきます。その他にも希望する学会に制限なく参加することが可能です。

 外科系学術集会や学術出版物に、筆頭者として症例報告や臨床研究の結果を発表していただきます。

 診断書、証明書を適切に記載できるようになっていただきます。また、介護保険制度に習熟していただき、地域医療医療連携室を介してリハビリ施設や療養施設、自宅療養への橋渡しができるようになっていただきます。

  7. 施設群による研修プログラムおよび地域医療について
  1)本研修プログラムでは金沢医科大学病院を基幹施設とし、他地域の11連携施設(石川県4施設、富山県2施設、埼玉県1施設、神奈川県1施設、和歌山県1施設、大阪府2施設)とともに病院施設群を構成しています。専攻医はこれらの施設群をローテートすることにより、多彩で偏りのない充実した研修を行うことが可能となります。これは 専攻医が専門医取得に必要な経験を積むことに大変有効です。この点、地域の連携病院で多彩な症例を多数経験することで医師としての基本的な力を獲得します。このような理由から施設群内の複数の施設で研修を行うことが非常に大切です。金沢医科大学外科研修プログラムのどのコースに進んでも指導内容や経験症例数に不公平が無いように十分配慮します。
 施設群における研修の順序、期間等については、専攻医数や個々の専攻医の希望と研修進捗状況、各病院の状況、地域の医療体制を勘案して、金沢医科大学外科専門研修プログラム管理委員会が決定します。
 
2)地域医療の経験地域の連携病院では責任を持って多くの症例を経験することができます。また、地域医療における病診・病病連携、地域包括ケア、在宅医療などの意義について学ぶことができます。以下に本研修プログラムにおける地域医療についてまとめます。本研修プログラムの連携施設には、その地域における地域医療の拠点となっている施設(地域中核病院、地域中小病院)が入っています。そのため、連携施設での研修中に地域医療(過疎地域も含む)の研修が可能です。

  8. 専攻医の就業環境について
   扶養家族がおられても、相応の生活が維持できるように、収入を保証します。年休や夏季特別休暇を必ず取得していただきます。9日間の連続休暇を取得して、海外旅行へ出かけることも可能です。また、ご家族の看病や介護のために急な休暇取得やお子さんの幼稚園・保育園・学校行事への参加のための休暇取得を奨励しています。もちろん、自身の通院治療やちょっとした体調不良などでも自由に年休や時間給を取得することが可能です。基本的に、当直明けは午後から診療を休んでいただきます。当院は、救急部専任スタッフが夜間・休日の急患の診療を担当しております。当直医は、救急部スタッフが消化器外科医による診療が必要と判断した場合にコールされます。外科専攻医が当直や休日の日直業務を担当する際には、必ず消化器外科の上級スタッフ2名がバックアップし、丁寧に指導しますのでご安心下さい。
 1) 専門研修プログラム統括責任者または専門研修指導医は専攻医のメンタルヘルスに配慮します。
 2)専攻医の勤務時間、当直、給与、休日は労働基準法に準じて各専門研修基幹施設、各専門研修連携施設の施設規定に従います。
   9. 専攻医の採用と修了
  採用方法:金沢医科大学外科専門研修プログラム管理委員会は、毎年7月から説明会等を行い、外科専攻医を募集します。プログラムへの応募者は、9月30日までに研修プログラム責任者宛に所定の形式の『金沢医科大学外科専門研修プログラム応募申請書』 および履歴書を提出してください。

申請書は、金沢医科大学の website (http://www.kanazawa-med.ac.jp/)よりダウンロード可能です。
電話で問い合わせの際は 「076-218-8127」 へご連絡ください。
e-mail での問い合わせは、「gastsurg@kanazawa-med.ac.jp」 へお問い合わせ下さい。
原則として 10 月中に面接を行い、正式な採用決定となります。

お問い合わせ先:金沢医科大学 〒920-0293 石川県 河北郡 内灘町 大学1-1
   一般・消化器外科 e-mail : gastsurg@kanazawa-med.ac.jp
             電話番号 076-286-2211(一般・消化器外科 内線3127)
   乳腺・内分泌外科 e-mail : brstsurg@kanazawa-med.ac.jp
            電話番号 076-286-2211(乳腺・内分泌外科 内線8991)

 金沢大学外科学教室や北陸の多くの第一線病院とも連携しており、幅広く研修が行えますので、是非一度、見学にお越しください。お待ち申し上げております。