お知らせ
白内障手術についてご紹介
白内障とは?

水晶体は目の中でレンズの役割をする組織です。水晶体が濁ると光を感じる網膜まで十分に通らなくなるため見えにくくなります。
白内障手術

白内障の治療は手術のみです。2.2~2.4mmの切開から濁った水晶体を超音波で破砕・吸引切除し、プラスチック製の眼内レンズを入れます。手術中の痛みはほとんどありません。
当院では年間約1500件(うち30%が多焦点レンズ)の手術を最先端の白内障手術支援システムを用い施行し、良好な成績を得ています。
白内障手術が必要な人の割合
(石川県輪島市門前町*)

60代の20%、70代の42.5%、80代の73.3%は手術が必要です。
*金沢医科大学眼科が行った眼疫学調査の結果から
眼内レンズ選択
白内障手術の適応と眼内レンズ選択のための検査



国内医療機関では最も詳しい術前眼科検査(20種類)および白内障専門医の診察により、手術適応の決定と患者さんに選択できる眼内レンズを決定します。
ビジョンシミュレーターを使用した眼内レンズ選択
(写真:遠くにピンとがあった単焦点眼内レンズを挿入した場合の見え方)
当院では全ての眼内レンズについて術後の見え方を当大学の佐々木教授が開発したビジョンシミュレータ―で大型テレビモニターに再現し、術前に詳しくご説明します。眼内レンズの度数の違い、レンズの種類の違いによる見え方を視覚的に理解することできるので、患者さんは術後どう見えるかを十分に理解したうえで手術を受けることができます。また、当院では視能訓練士が患者さんの生活スタイルやご要望を伺いながら、患者さんと一緒に最適な眼内レンズを選びます。
白内障手術は若返りの手術です
3焦点眼内レンズを使用した70歳女性の見え方
(術前)
(術後)
使用できる眼内レンズにより効果は異なりますが、手術により①近視、②遠視、③乱視、④老眼を治すことができます。
多焦点眼内レンズを使用すれば40代の見え方に戻ります!
【参考(外部サイト相互リンク)】
松原クリニック:「白内障の原因・症状・治療方法・費用・手術」