股関節が痛い患者さんへ

整形外科 教授 兼氏 歩

 

1.全国でも有数の治療実績を持つ「股関節」の手術

金沢医科大学整形外科では、股関節疾患を多く扱っています。兼氏 歩教授をはじめ市堰 徹教授、福井 清数講師、松本 忠美名誉教授など複数の医師で外来を担当しており、北陸はもとより近隣県から多くの患者さんが来診されます。

兼氏教授は日本股関節学会理事、日本人工関節学会評議員として日本の股関節分野を牽引し、数多くの全国セミナーで講師を務め、良好な成績を達成するための手術のポイントなどを若手医師に教育しています。また、自分の骨で治す骨切り術を多く手がけ、50歳までの関節軟骨が残っている形成不全股関節症に対する寛骨臼骨切り術では全国に先駆けて7cmの小さな皮膚切開による低侵襲骨切りを行っています。従来法よりも痛みが少なく、また回復が早いため患者さんの満足度が向上しており、全国から多くの股関節外科医が手術の見学に訪れ、また各地で手術指導を行っています。市堰教授も日本股関節学会評議員、日本人工関節学会評議員をしており、人工股関節置換術を中心に診療を行っています。福井講師も同様に股関節手術に習熟しており、人工股関節置換術および再置換術を中心に行っています。また股関節鏡を用いた内視鏡手術も行っています。このように当科の股関節グループでは各患者さんに最適な手術法を提案し、手術件数は年間約300件にのぼります。

手術の約80%は人工股関節置換術です。当科ではその方に最適と考える人工股関節を選択させていただいております。手術翌日からリハビリを開始し、早期退院が可能になりました。これらは最新の人工股関節手術としてテレビ金沢のカラダ大辞典(2012年2月21日放送)や月刊誌アクタス(2014年6月号)などでも紹介されました。最近では兼氏教授が、股関節の名医15名の1人として女性セブンに掲載されました(2019年12月12日号)。

 

2.股関節の外来

股関節の外来は、兼氏教授が月・金、市堰教授が水・金、福井講師が月・水のいずれも午前中に担当しています。また松本名誉教授の外来は金曜日午前中です。初診の方は紹介状を持参いただくとスムーズです。また、レントゲン撮影などの検査があるため早い時間に受診ください。

また、兼氏教授は股関節周囲に痛みがあり腰痛も併発している患者さんも初診で診ています。仙腸関節という骨盤部からの腰痛が股関節周囲に痛みを及ぼすことがあります。他の医院などで原因が不明と言われた非特異的腰痛の方は是非お越し下さい。

 

股関節外来診察医

月曜日(午前)

水曜日(午前)

金曜日(午前)

兼氏教授・福井講師

市堰教授・福井講師

兼氏教授・市堰教授・

松本名誉教授

 

3.股関節の研究

厚生労働省の難病特定疾患である特発性大腿骨頭壊死症の研究班に20年以上所属し、大腿骨頭壊死症の発生および予防法の研究をしています。兼氏教授は研究分担医師、市堰教授は研究協力医師として活躍しています。主に市堰教授が予防法確立のための基礎的研究を推進しています。また、他の研究として金沢工業大学客員教授も兼任している兼氏教授は金沢工業大学や石川県工業試験場と連携した研究を行い、人工股関節の耐久性向上や新たな人工関節開発の研究などを行っています。更に福井講師は股関節のインピンジ現象や関節唇損傷による変形性股関節症発生のメカニズム解明に取り組んでいます。また、2019年12月現在、高橋詠二助教はハーバード大学に留学し研究に取り組んでいます。手術結果の成績や手術手技の開発や問題点などの臨床研究も盛んに行っており、国内だけでなく国際学会でも数多く発表し、また論文にして報告しています。

金沢医科大学病院

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