脳神経外科

[外来受付]内線:4118・4119

概要

脳神経外科は神経学と外科学の融合でありますが、まだまだ未知の領域が多く、これからの発達の余地が多い分野です。脳神経外科学の主たる領域は、脳腫瘍、脳血管障害、頭部外傷に大別されます。脳血管障害における脳への出血や虚血や頭部外傷での頭蓋内出血などにより劇的に症状が発現して一刻を争う対応が求められるもの、脳腫瘍にあるように進行する神経症状の原因として周囲脳組織の解剖や機能を考えながらじっくり計画を練って摘出に挑むものがあります。中枢神経の重篤な症状はこの精巧な手術により劇的に改善することもある一方で、後遺症として生活レベルを大きく障害してしまうということもあるから脳神経外科医の存在は患者さんの人生にとって非常に重要な意味を持つと言えます。逆にそれだけこの仕事がやりがいのあることで患者さんから感謝されるものであるということになります。

特徴・特色

脳腫瘍

良性脳腫瘍と悪性脳腫瘍に分けることができます。良性脳腫瘍は顕微鏡による周囲脳組織を温存した安全かつ確実な摘出が主体となりますが、その中でも脳深部に存在する間脳下垂体腫瘍は当科の最も得意とする分野であり内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術により下垂体腺腫のみならず頭蓋咽頭腫などの治療困難な腫瘍も摘出を行い、良好な成績を出しております。悪性脳腫瘍では神経膠腫はナビゲーション下に安全かつ有効な摘出を、転移性脳腫瘍に対しても積極的な摘出を行っています。またこれらには放射線療法や化学療法と合わせた集学的な治療を行います。

脳血管障害

破裂脳動脈瘤によるくも膜下出血に対しては、第一選択として血管内治療によるコイル塞栓術を、それが施行困難なものには顕微鏡を用いた開頭クリッピング術を施行しています。急性期の脳出血に対しては低侵襲を目的とした内視鏡による血腫除去術を第一選択として行って早期のリハビリテーションへの移行を目指しています。また、超急性期の主幹動脈閉塞に対する血栓回収術や慢性期の血行再建である外科治療としての血管吻合術や血管内治療としての頸動脈ステント留置術もその件数を増やしております。

頭部外傷

脳挫傷や急性硬膜下血腫・硬膜外血腫などに対しても迅速に対応して積極的な手術加療を行い、こちらも早期のリハビリテーションに繋げております。

小児中枢神経系奇形

水頭症、くも膜嚢胞、脳腫瘍、キアリ奇形、頭蓋縫合早期癒合症や頭蓋・脊髄髄膜瘤などに対しても治療を行っております。これらに対しても可能な限り神経内視鏡を用いて低侵襲な治療を目指しております。

脊椎・脊髄疾患

脊椎症・椎間板ヘルニア、脊髄腫瘍などの治療も行っています。

その他にも、顔面痙攣・三叉神経痛などの機能的外科の治療も行います。

スタッフ

科長
林 康彦

教授
立花 修

教授
飯塚 秀明

医師名 役職名 専門分野専門医・認定医等
林 康彦 教授 間脳下垂体腫瘍、小児神経外科、神経内視鏡、水頭症、眼窩内腫瘍 日本脳神経外科学会専門医
日本内分泌学会(脳神経外科)専門医
日本神経内視鏡学会技術認定医
日本小児神経外科学会認定医
日本神経外傷学会認定指導医
立花 修 教授 間脳下垂体腫瘍、頭蓋底腫瘍 日本脳神経外科学会脳神経外科専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
飯塚 秀明 教授 脳腫瘍、脊髄・脊椎疾患、末梢神経疾患、脳血管障害、三叉神経痛、顔面痙攣 日本脳神経外科学会脳神経外科専門医
日本脊髄外科学会指導医
渡邉 卓也 講師 悪性脳腫瘍、良性脳腫瘍、脳血管障害、水頭症

日本脳神経外科学会指導医

日本脳卒中学会専門医

日本脳卒中学会指導医

日本がん治療認定医機構認定医

白神 俊祐 講師
脳血管内手術、脳血管障害、頭部外傷 日本脳神経外科学会脳神経外科専門医
脳神経血管内治療学会専門医
日本脳卒中学会脳卒中専門医
日本神経内視鏡学会技術専門医
高田 翔
医師 脳神経外科一般

外来担当医

林教授
渡邉講師

(病棟対診日)

飯塚教授
(手術日)

立花教授
白神講師

(病棟対診日)

白神講師
(手術日)

立花教授
林教授

(病棟対診日)


専門外来

専門外来 診療日・時間
間脳下垂体腫瘍 月、金
脊椎・脊髄
小児神経奇形

金沢医科大学病院

〒920-0293 石川県河北郡内灘町大学1-1

TEL 076-286-3511

【診療受付時間】
平日 初診 8:30~15:00
  再診 7:30~15:00
土曜 初診 8:30~12:00
  再診 7:30~12:00
【休診日】
土曜日の午後・日曜・祝日
年末年始(12/29~1/3)
大学開学記念日(6/1)
旧盆(8/15)