リハビリテーション医学科
[外来受付]内線:24118・24119
概要
当科では主として疾患の治療のあとの障害や今後予想される機能低下に対するリハビリテーション(以下リハ)医療を行っています。大学病院では、状態が不安定な患者さんでも機能をできるだけ高め早く自宅復帰できるよう、廃用症候群や種々の合併症を予防すべく効果的なチームリハ医療を展開しています。院内各科及び院外から紹介される対象患者さんの障害は、中枢神経障害、末梢神経・筋障害、骨・関節障害、小児運動障害、廃用症候群、嚥下・言語障害、慢性筋疲労・疼痛、心機能・循環障害、呼吸機能障害等で多岐にわたり、全診療科からの依頼を受けています。対診患者を含めた外来患者数は年々増え、令和5年度上半期には約2,700件にのぼり、重複の障害を持った重度障害患者さんのリハ依頼が多くなっています。リハセンターの理学療法士32名、作業療法士17名、言語聴覚士5名とともに、急性期リハ医療を中心に専門看護師とチームを組んで、ADL自立と自宅復帰に向けての集中的リハ治療を行っています。
特徴・特色
リハ科の治療は、専門医の診断と評価、治療計画のもとに、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、義肢装具士、看護師、ソーシャルワーカー等のチームによって行われます。とくに急性期・早期から、合併症や廃用症候群を予防し機能を高めて1日も早く在宅復帰につなぐことが重要です。集中治療センターでの超急性期の呼吸リハに始まり、脳神経外科・神経内科病棟での集中的リハ、がん病棟でのがんリハまでを担当し、在宅・地域との連携をとっています。特に呼吸リハなど急を要するリハ依頼に対しては、毎日往診依頼を受けています。また令和元年から、日曜・祭日を含めた365日リハを行っており、早期の自宅への退院を目指しています。
スタッフ
医師名 | 役職名 | 専門分野 | 専門医・認定医等 |
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松下 功 |
教授 | リハビリテーション医学一般 |
日本リハビリテーション医学会専門医・指導医 日本整形外科学会専門医 日本リウマチ学会専門医・指導医 |
田邊 望 |
助教 |
リハビリテーション医学一般 | 日本リハビリテーション医学会専門医 |
高橋 千晶 |
助教 |
リハビリテーション医学一般 |
日本脳神経外科学会専門医 日本脳卒中学会専門医 日本頭痛学会専門医 |
影近 謙治 | 非常勤医師 | リハビリテーション医学一般 | 日本リハビリテーション医学会専門医・指導医 |
河崎 寛孝 |
非常勤医師 |
リハビリテーション医学一般 | 日本リハビリテーション医学会専門医 |
外来担当医
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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松下教授 高橋医師 |
松下教授 田邉医師 影近医師 高橋医師 山本医師(午前) 河崎医師(午後) |
高橋医師 |
松下教授 田邉医師 高橋医師 川上医師(午前) |
田邉医師 |
松下教授 田邉医師 高橋医師 影近医師(第1·5) (交替制にて実施) |
専門外来
専門外来 | 診療日・時間 |
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嚥下外来 | 火(午前)・木(午前) |
装具外来 | 火(午後)・木(午後) |
痙縮外来 |
火(午前)・木(午前) |
リウマチ関節エコー外来 | 月(午後) |