口腔衛生技術部
概要
口腔衛生技術部は、歯科衛生士10名、歯科技工士3名、計13名のコ・デンタルスタッフで構成されています。歯科衛生士は、患者さんの歯科疾患の予防と口腔衛生の向上を図るため歯・口腔の健康作りをサポートしています。歯科技工士は、歯科技工物や矯正装置、その他口腔内装具等を作製しています。歯科医師と協力しスタッフ全員一丸となって診療業務に取り組んでいます。
業務内容
歯科衛生士
- 口腔管理(周術期口腔機能管理)
- 歯科予防処置(歯周治療、PMTC、フッ素塗布、クリーニング、ホワイトニング、カリエスリスク診査)
- 口腔機能精密検査
- 歯科保健指導
- 診療補助・介助
- 矯正筋機能療法(MFT)
- チーム医療 緩和ケアチーム(PCT)、栄養サポートチーム(NST)、化学療法サポートチーム(CST)活動、摂食・嚥下外来
歯科技工士
- 一般歯科技工(有床義歯全般、歯冠修復物)
- 口腔外科関連の技工(インプラント技工、顎義歯、スプリント、シーネ)
- 歯科矯正装置の作製(FKO、拡大装置、クリアアライナー、バイトプレート)
- 他科からの技工(OSASスプリント、PNAM、PLP、PAP、スピーチエイド、マウスガード)
各種資格
日本歯周病学会認定歯科衛生士(2名)
日本歯科衛生学会認定歯科衛生士(3名)
日本口腔ケア学会認定歯科衛生士(2名)
日本医療機器学会(1名)
1. 他科からの技工(OSAS、ホッツ床、PLP、PAP、スピーチエイド、マウスガード)
特徴・特色
病院歯科の特色を活かして、有病者の歯周治療や入院患者さんの口腔ケアなど、他診療科と連携をとり安全な治療を提供いたします。また、矯正治療の患者さんには虫歯予防のための口腔衛生管理、歯科予防処置、歯科保健指導を中心に、セルフケアのスキルアップを専門的に支援しています。また、歯科技工士は医科との連携を図り、睡眠時無呼吸症候群の装置、唇顎口蓋裂児のホッツ床、口腔内腫瘍摘出後の構音障害、摂食・嚥下などの機能改善の装置を作製しています。
理念
歯科医療技術者として、歯科医療の質の向上と業務の効率化を図り、診療部門 との密接な協力体制を確立することにより、患者さん中心の安全で質の高い医療サービスを提供いたします。
基本方針
歯科衛生士
- 歯科衛生士を担うものとして責任をもって社会に貢献します。
- 患者さんの立場に立ち、誠実に業務を行います。
- 歯科衛生士業務の発展に努めます。
歯科技工士
- 患者さんを中心に歯科医療チームとしての情報を共有し、歯科医療の向上に努めます。
- 安全で質の高い歯科補綴物の提供に努めます。
- 歯科技工技術の進歩に対応すべく、知識の習得と技術の熟練に努めます。
目標
「全身」と「口腔」の関わりについての研究が進み、多くの事柄が分かってきたなか、歯科疾患の予防が重要視されてきています。病院勤務の一スタッフとして、歯科関連認定の取得をし、常に新しい知識及び技術を習得し、患者さんには専門性を生かした口腔衛生管理を提供することを目標として、歯科医療の発展に貢献します。