講義:感染症総論(第3学年)
臨床実習:感染症科(第5学年、臨床病理学実習期間中)
感染症科(第6学年、1クール2週間、受講希望者のみ)
研修プログラム内容(後期臨床研修開始後3〜4年間)
  • 感染症診断学
  • 感染症治療学
  • 感染症予防学
  • 感染制御・病院感染対策
  • コンサルテーション対応

プログラム終了後の進路
 感染症専門医の進路は多岐にわたります(一般臨床医、教育職、研究職、行政・公衆衛生、海外派遣など)。女性医師の継続的なキャリア形成および維持に関しても柔軟な対応が可能です。

大学院進学について
 進路にかかわらず、医師として必要な科学的・論理的な考え方を身につけ、専門領域の深い知識を増やすことができるので、強くおすすめします。

感染症診療ベーシックレクチャーの開催
 当教室主催で、感染症診療レクチャーを年10回を1コースとして、毎月第2水曜日午後6時?開催しております。主に研修医および若手医師向けの内容ですが、感染症に興味のある医療関係者であれば、職種および所属施設を問わず大歓迎です。是非ご参加下さい。
 また、3回分の感染症レクチャーとケースカンファレンスをまとめて行う企画(北陸感染症レクチャー&カンファレンス、HILAC)も開催しておりますので、レクチャーを聞き逃した方や、知識の確認とケースカンファレンスに参加したい方は是非こちらにもご参加下さい。(7、11,3月の第2土曜日午後2時〜)
日本感染症学会感染症専門医
日本内科学会等の基本領域学会認定後3年以上の認定施設(当院は認定施設となっております)での研修後、認定試験資格が得られます。

日本化学療法学会抗菌化学療法認定医・指導医
学会が主催する「抗菌薬適正使用に関する生涯教育セミナー」の受講により、認定医の資格が取得できます。その後3年間の抗菌薬適正使用活動とセミナー受講により、指導医取得のための認定試験資格が取得できます。(感染症専門医は試験免除)

インフェクションコントロールドクター(ICD)
以下の条件にてICD認定の取得が可能です。 医師歴が5年以上で、病院感染対策に係わる活動実績(感染対策委員歴、講習会出席、論文発表)があり、所属長からの推薦があること。病院感染制御に関連の深い学会の会員であり、所属学会からの推薦があること。本協議会が主催するICD講習会または厚労省委託事業である院内感染対策講習会への参加実績が3回以上あること。
 金沢医科大学臨床感染症学では、感染症専門医を目指す学生及び若手医師(気持ちの若い方なら若手です)を歓迎します。本ホームページをご覧になって興味を持たれた方は、是非一度ご連絡下さい。また短期の研修も受け入れ可能ですので、遠慮無くご相談下さい。

連絡先
金沢医科大学 臨床感染症学
電話
076-218-8452
担当者
薄田大輔(事務担当 上出美春)
E-mail
kansen@kanazawa-med.ac.jp