イタイイタイ病とカドミウム環境汚染対策に関する
国際シンポジウムの概要

目  的
イタイイタイ病の実態及び原因究明の歴史的経過を明らかにするとともに現時点における最新の知見による環境カドミウムの健康被害を総合的に整理し、今後の研究方向、課題を提言する。

さらに、カドミウムによる環境汚染対策を、発生源と土壌汚染を中心に明らかにするとともに、環境の復元と再生の対策・成果を総合的に評価し、カドミウム環境汚染問題の国際的解決に役立てる。

国際シンポジウム運営組織
名誉会長石 崎 有 信 元金沢医科大学・学長、金沢大学・名誉教授
重 松 逸 造 国立公衆衛生院・名誉教授
顧  問加 藤 孝 之 愛知医科大学・名誉教授
河 野 俊 一 金沢医科大学・名誉教授
宮 本 憲 一 立命館大学政策科学部・教授
会  長能 川 浩 二 千葉大学医学部衛生学・教授
副 会 長加須屋   実 富山医科薬科大学医学部公衆衛生学・教授
名誉会長倉 知 三 夫 京都大学・名誉教授
事 務 局
 事務局長中 川 秀 昭 金沢医科大学公衆衛生学・教授
 副事務局長青 島 恵 子 富山医科薬科大学医学部公衆衛生学・講師
城 戸 照 彦 金沢大学医学部保健学科・教授

後  援 神通川流域カドミウム被害団体連絡協議会
富山県/富山市/婦中町/大沢野町/八尾町

テ ー マ
T イタイイタイ病

  1 カドミウムと健康
  2 日本におけるカドミウム環境汚染と人体影響
     富山県神通川流域:イタイイタイ病
             (臨床、疫学、病理、動物実験)
     石川県梯川流域
     長崎県対馬厳原町佐須地域
  3 外国におけるカドミウム環境汚染と人体影響
     カドミウム労働者
     一般環境汚染と人体影響
  4 カドミウムによる腎臓障害の意義
     可逆性
     骨障害
     生命予後
     量−反応関係と許容濃度
  5 カドミウムによる人体影響とイタイイタイ病
     −その今日的意義−

U カドミウム環境汚染と対策

  1 発生源に対する公害防止対策
     発生源対策総合研究と鉱山無公害化
     発生源対策の成果と課題
     坑内、休廃坑、堆積場対策
     植生復元
     排煙対策
  2 環境汚染対策
     汚染土壌対策
      神通川流域の土壌復元事業
      全国の土壌汚染と復元事業
      蓄積汚染と汚染者負担の原則
     患者救済対策
      裁判、諸協定とその成果
      裁判後の患者認定
      公害防止協定の役割

V カドミウムと地球環境問題

  1 イタイイタイ病運動の社会科学的評価と世界史的意義
  2 カドミウムの産業物質代謝研究
  3 イタイイタイ病と東南アジアの環境問題
  4 世界の亜鉛、カドミウム鉱業の環境問題
     経営・技術と公害の歴史

これらのテーマについて日本より20数人、海外より10数人の講演者を招く予定です。

関連行事
スタデイツアーとして「イタイイタイ病現地見学(被害地→神岡鉱山)」「清流会館(イタイイタイ病記念館)・萩野病院見学」を予定しています。

詳細情報
会議プログラム、参加申込みの詳細につきましては、セカンドアナウンスメント(平成9年12月頃に配布予定)でご案内する予定です。

なお、セカンドアナウンスメントをご希望の方は事務局までお申し込み(Fax、E-mail または郵送)下さい。

事務局
    イタイイタイ病とカドミウム環境汚染対策に関する
    国際シンポジウム事務局
      中 川 秀 昭
        〒920-02 石川県河北郡内灘町大学1-1
             金沢医科大学公衆衛生学教室内
             Tel:076-286-2211 Ext 3033
             Fax:076-286-3728
             E-mail:pubhealt@kanazawa-med.ac.jp


イタイイタイ病カドミウム汚染地域住民


 

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