設置目的

大学院は、医学に関する学術ならびにその応用に関して、さらに高度の学識を蓄え、自立して研究活動を行える研究能力を養い、医学の新しい分野を開拓していける人材を養成することを目的としている。
専攻は平成15年度から「生命医科学」の1専攻に統合、再編された(※)。この生命医科学専攻は、基礎医学と臨床医学が融合した3つの専門分野に大別され、それがさらに専門科目に分かれている。現在、大学院では100名を超える担当教員が各専門科目で指導にあたり、大学院学生は、そのもとで広く知識を集積し、最先端の研究に従事して研究能力の涵養に努めている。また、専門科目の区分にはこだわることなく、関連科目が協力し、あるいは国内外の関連領域の研究機関などとの協力のもとに、広く学際的な研究を進めることを重点としている。収容定員は140名で、外国からの留学生も日本人学生とともに学習と研究に励み、にぎわいを見せている。
生命医科学専攻の教育課程は、専門科目、共通科目、特別研究より編成し、さらに専門科目を生体機能形態医学分野、生体制御医学分野および健康生態医学分野の3分野に区分する。専門科目、共通科目の大半は1年次に履修し、専門分野、関連分野の見識を広めたうえで2年次から特別研究を開始することにより、研究指導の充実に繋がるよう配慮している。
沿革
| 昭和57 (1982) 年3月17日 | 大学院医学研究科設置認可 |
| 昭和57 (1982) 年4月1日 | 大学院医学研究科開設 (生理、病理、社会医学、内科、外科系の5専攻) |
| 平成3 (1991) 年7月1日 | 金沢医科大学大学院医学研究科奨学金制度の発足 |
| 平成4 (1992) 年4月1日 | TA (ティーチング・アシスタント) 制度の発足 |
| 平成14 (2002) 年12月19日 | 大学院医学研究科生命医科学専攻の設置承認 (大学院医学研究科の再編整備) |
| 平成15 (2003) 年4月1日 | 大学院医学研究科生命医科学専攻の開設 |
| 平成18 (2006) 年4月1日 | 社会人入学開始、昼夜開講制スタート |
| 平成19 (2007) 年4月1日 | 北陸がんプロフェッショナル養成プログラムスタート |
大学院の構成
生命医科学専攻 Course of Medical Life Science(入学定員35名・収容定員140名)
大学院医学研究科生命医科学専攻は生体機能形態医学分野、生体制御医学分野、健康生体医学分野の3専門分野から構成され、各分野が相互に連携し学問領域の融合と統合が図られている。

専門科目
専門科目は、専門分野の知識・技術を習得し、医学研究科大学院生としての専門性や社会性を獲得するとともに、博士論文の立案、作成の基盤となる知識、技術、方策を習得することを目的としている。科目は、次の3専門分野に分けられる。
| 生体機能形態医学分野 | 生体制御医学分野 | 健康生態医学分野 |
| 生体の形態と機能の解析に重点を置き教育・研究を行う専門分野。 | 人間の生命を制御する高度な制御機構を教育・研究する専門分野。 | 人間が健康で安全な生命活動を維持するための環境生態を教育・研究する専門分野。 |
共通科目
医学の研究や実践を遂行するうえで、各専門分野の枠を越え、共通して必要と考えられる基礎的知識や技術の習得をおこない、さらに、最先端医学・医療の知識を習得することを目的としている。構成されている科目は、医の倫理、 医事法学(昼間)、(夜間)、生命倫理学(昼間)、(夜間)、 医学統計学(昼間)、(夜間)、医学研究方法論、疫学・臨床疫学、分子生物学入門、実験動物学、出生前診断学、臓器移植学、医学研究セミナーの11科目である。
特別研究
研究指導教員のもとに特定の研究テーマを設定し、専門科目、共通科目で習得した知識・技術を応用し、博士論文を作成することを目的としている。
取得学位
研究科に4年以上在学し、所定の授業科目を30単位以上修得し、かつ、必要な研究指導を受けたうえ学位論文の審査及び最終試験に合格することにより 博士(医学) の学位を取得できる。







