予防医学

治す医療から予防する医療へ

　当院の健康管理センターでは、健康診断、住民健診、特定保健指導、企業検診、そして人間ドックを行っております。特に人間ドックは、大きく３つの役割があり、

• ① 自分の健康を確認すること
• ② 日本人の死因の１位であるがんを早期に発見することで、リスクや侵襲の少ない方法でがんを治療することができます。
• ③ 日本人の死因の２位、３位を占める脳卒中と心臓病の大きな原因となっている動脈硬化を防止することです。動脈硬化は、高血圧、糖質異常症、そして糖尿病が原因となっており、これらの３大疾病を症状の出ない早期に発見し、薬での治療ではなく、生活習慣の改善により発症を未然に防ぎます。具体的には管理栄養士による食事指導やスポーツジムなどとの連携による運動療法を勧めています。

治療医学

高度な医療の提供

　大学付属病院として専門医や高度な医療機器を揃え、質の高い先進的な医療を提供し、患者さんが安心して医療が受けられるような医療体制としております。

早期社会復帰

回復期リハビリテーション

　入院した患者さんに早期から集中的にリハビリテーションを実施することで、廃用や合併症を予防し、自立した生活ができるように繋げていくためのリハビリテーションに特化した専門の病棟です。医師や看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカーなど多くの職種がチームを組み、その人その人に合った基本的な動作訓練から日常生活に即応した各種応用動作ができるまでを目標にリハビリテーション（１日上限９単位）を行います。さらに、退院後の訪問リハビリテーション、通所リハビリテーションのフォロー体制を備え、スムーズな家庭復帰に繋げていきます。