ごあいさつ

金沢医科大学氷見市民病院は、平成20年4月から公設民営化により金沢医科大学が氷見市民病院の管理運営を担当しています。地域の皆様の健康と生命を守り、「患者中心の医療を実践する」こと等を病院理念として、大学病院の機能を生かした専門的医療を地域に提供するために、医療スタッフの増員と救急医療を含む診療体制の充実整備に努めています。

平成23年には現在の新病院が完成し、急性期・回復期医療に不可欠な診療機能の充実整備と患者アメニティの改善を行い、地域中核病院としての機能整備をいたしました。医療提供の基本としては、予防医療(人間ドック:健康管理センター)から治療医療(一般医療)へ、そして回復期医療(早期社会復帰:回復期リハビリテーション)へと、一貫した切れ目のない医療体制により、安全で質の高い医療の提供を心掛けています。

今後は、更なる診療機能の充実とともに、医学生、初期研修医、専攻医などの教育研修機関としての体制を強化する一方、地域の中核病院として一層地域医療の充実、発展に貢献すべく、氷見市医師会をはじめ連携医療機関と緊密な連携体制を構築し、皆様から信頼され、同時に職員が働きがいを実感できる病院づくりを目指しています。

金沢医科大学氷見市民病院 病院長  伊藤 透