特定機能病院・がん診療連携拠点病院 金沢医科大学病院PETセンター
HOME センター案内 検査のご案内 医療機関へのご案内 患者様へのご案内 交通のご案内
検査のご案内
金沢医科大学では2007年3月5日からPET−CT検査を開始いたしました。
PET-CT検査とは
がん細胞のエネルギー源はブドウ糖です。
このため、がん細胞は正常細胞に比べてより多くのブドウ糖を消費します。
PET(ペット)検査はこの性質を利用してブドウ糖に似た検査薬(FDG)を注射し、その集まり具合を画像化して「がん」のありかを探ります。
PET−CT検査は、さらに同時に撮影したCT検査と重ね合わせることにより全身の「がん」のありかを正確に探る最先端のがん画像診断法です。
肺がん症例(PET検査+CT検査=PET-CT検査)
PET-CT検査の特長

●短時間で、一度に全身の検査ができます。


●他の画像診断でわかりにくい「がん」も見つけることが可能です。


●PETとCTの機能を併せ持つ検査で、より正確ながん診断が可能です。


●がんの有無、進行度、転移、治療効果、再発を正確に診断します。

PET-CT検査の適応

PET検査の保険適用疾患は、肺がん、乳がん、大腸がん、頭頸部がん、脳腫瘍、膵がん、悪性リンパ腫、原発不明がん、転移性肝がん、悪性黒色腫、食道がん、子宮がん、卵巣がん、てんかん、虚血性心疾患です。
ただし、PET-CT検査といえども小さな「がん」は発見できません。
また、PET-CT検査でも見つけにくい「がん」(たとえば、前立腺がんや胃がん)があります。
さらに、一部の炎症などの良性疾患もPET-CT検査で陽性になる場合があります。
PET-CT検査といえども万能ではないことをご理解ください。

検査の流れ
(1)絶食(2)検査薬を注射(3)検査前安静(4)PET-CT撮影(5)検査後休息 検査終了


   
 
〒920-9203 石川県河北郡内灘町大学1-1
金沢医科大学病院PETセンター