研究活動の不正行為への対応(平成20年11月1日)

 

 文部科学省では、研究者による研究費の不正な使用が指摘されるなど、国民や科学技術振興体制への信頼を揺るがす事例が相次いでいることを受け止めて、文部科学省内の対策チームで検討した結果、機関の研究者や事務職員に対して、研究費の使用に関するルールの徹底と意識向上を図るとともに、組織として責任ある研究費の管理・監査体制を整備・充実していく必要があるとのこととし、平成19年2月15日付けで「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」を作成しました。

 本学では、学長のリーダーシップの下、研究者と事務職員が自立的に関与して、より現実的な実効性のある制度を構築しなければならないこととし、本学が対応するための指針、規程等を下記のとおり作成し、不正行為の防止に努めています。

金沢医科大学における研究者の行動指針

 本学の研究者が、その行動を自ら厳正に律するため、「金沢医科大学における研究者の行動指針」を定めています。

金沢医科大学における研究者の行動指針

学校法人金沢医科大学における競争的資金等の取扱いに関する規程

 本学における競争的資金等の取扱いに関して、適正に運営及び管理するため、「学校法人金沢医科大学における競争的資金等の取扱いに関する規程」を定めています。

学校法人金沢医科大学における競争的資金等の取扱いに関する規程

競争的資金等(金沢医科大学)の責任体制図

責任体系の明確化について

 本学では、競争的資金等の運営・管理を適正に行うため、運営及び管理に関わる者の責任と権限の体系を明確化しています。

責任体系の明確化について

通報窓口の設置について

 本学では、研究活動等の不正行為に適切に対応できるようにするため、「通報窓口」を設置しています。

金沢医科大学における公的研究費の不正使用の通報窓口の設置について

通報(告発)の受付窓口の設置

相談窓口の設置について

 本学では、競争的資金等に係る事務処理手続き等に関し、明確かつ統一的な運用を図るため、「相談窓口」を設置しています。

金沢医科大学における公的研究費に係る相談窓口の設置について

事務処理手続・競争的資金等の使用に関するルール等相談窓口の設置

取引業者の皆様へ

 競争的資金等の不正使用を防止するためには、本学の教職員はもちろんのこと、取引に関わる業者の皆様にも誠実な対応が求められます。万が一、不正取引などの不正行為に関与した場合、当該業者に厳正な処分を行うこととしています。

取引業者の皆様へ

発注・納品・検収等の流れ

 研究費不正使用防止計画

 
 「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」(平成19年2月15日文部科学大臣決定)を踏まえ公的研究費の適正な運営・管理を行うため、次のとおり研究費不正使用防止計画を策定しました。

    研究費不正使用防止計画

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