本文へジャンプ

What's New

中嶋研修医・松下研修医、残念! フェリー欠航、へぐら島でのへき地・離島医療研修できず!(2012.12.19)

 

プライマリケアを重視する初期臨床研修において、へき地・離島医療の現場は、行動目標達成のために最も適した教育・研修の場である。地域に根ざして医療を行っているへき地・離島医師と患者の関係に学ぶところは多いし、看護師、保健師、介護職員、事務職員などと連携しながらチーム医療を学び、自己の研修が困難な中で、現実的な問題解決能力を持つ指導医のもとで研修ができれば、経験目標の大部分はへき地・離島医療の現場で学ぶことができる。

公立穴水総合病院&能登北部地域医療研究所が提供する離島研修は、輪島沖50Km離れた周囲約4Kmの孤島(へぐら島)での視察型研修である。その島に、ただ1人の医師が常駐する診療所の医療活動を見学することで、研修医はチーム医療の重要性や必要性を再認識する。別な見方をすれば、限られた医療資源の中で、自分1人になったとき、今まで自分が見つけてきた知識,技術,コミュニケーションスキルなどを総動員して診療にあたることはかなり厳しいと感じる機会となり、本院にとっては、この離島研修はかなり有意義なプログラムとなっている。

中嶋君・松下君ごめんね。今年4月かスタートした離島研修今月はできませんでした。

wajima20121219.jpg