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研修医・学生の声

上川 修君(金沢医科大学第5学年) 実習期間:2017.3.13~3.17

上川 修君(金沢医科大学第5学年)

穴水総合病院で実習させていただいて、私が特に印象深かった事は、患者さん同士の距離の近さでした。診療を受けるまでの時間、受け終わってからの時間、皆さん笑顔で話をされていました。患者さん達の笑顔を見ていて私が感じた事は、これからの地域における病院の在り方でした。医師と患者間だけではなく、患者と患者のつながりの拠点となる事が重要ではないのかと考えさせられました。患者さん同士の拠り所となる病院創りが、これからの地域医療をする上で大切であり、また、そういった環境を支える医師になれるよう努力したいと思います。

5日間という短い日程でしたが、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

野田あゆみさん(金沢医科大学第5学年) 実習期間:2017.3.13~3.17

野田あゆみさん(金沢医科大学第5学年)

私の祖父の家は、岐阜県の田舎にあり、穴水と同様に深刻な高齢化問題に直面しています。私の父はその地域で開業しており、時折父からも地域医療の問題点などの話を聞くこともありました。今回、5日間の実習ではありましたが今まで父から話だけ聞いていたような地域医療の現場を実際に目にすることができて大変良い経験になりました。今後の日本で在宅医療のニーズはどんどん高まっていくことになると思います。病院の中だけで実習していると、病院に自力で来ることができない高齢の方々や、高齢の方の一人暮らしなど今後高齢化が進む日本で避けて通ることができない問題についてあまり考えることがありませんでした。私が今後医師として働く際には病院に来る患者さんの病気だけでなく,病院に来ることができないような高齢者の方の生活までも考えていけるような医師になりたいと今回の実習を通して強く思いました。在宅医療や自宅での看取り,夜間救急の問題など今後も課題はたくさんあると思います。今回の実習でこれらのことを考えるきっかけになりました。5日間,このような機会を与えてくださった穴水総合病院の皆様、地域の方々には深く感謝しています。この経験を活かせるよう努力したいと思います。

ありがとうございました。

石田晶子さん(金沢医科大学第5学年) 実習期間:2017.3.13~3.17

石田 晶子さん(金沢医科大学第5学年)

今回、公立穴水総合病院に学外臨床実習として1週間お世話になりました。

私は、以前より地域医療に大変興味があり、将来も地域医療に携わりたいと考えていたため、今回の実習は勉強になりました。訪問看護で訪れた患者さんで、訪問で行っているマッサージを続けて行うことで効果がかなり大きかったという方を拝見させていただき、自宅で困ってらっしゃる方にとって訪問看護がどれだけ大きな存在であるかが分かりました。無医村地区への出張診療に同行させていただいた時、患者さんはわずか5人でしたが、みなさんの憩いの場ともなっているように思いました。診療だけでなくコミュニケーションをとることも地域医療の1つなのだと思いました。中橋先生のレクチャーでは「死」とは何かを考えるものがありました。身近な人が亡くなったり、突然いなくなるという経験もなく、自分自身が「死」に直面することがなかったので「死」について深く考えたことはありませんでした。先生のレクチャーの中で安楽死や尊厳死について多くの事実や考えを学び、自分の中の「死」のイメージが少しだけ浮かんできたような気がしました。他にもドクターヘリについてのお話を聞かせていただき、地域での医療の現状とドクターヘリの必要性について知ることができ、自分の想像していたものと全然違っていたためとても勉強になりました。

今回のこの経験を活かし、これから自分の携わっていく医療について深く考えたいと思います。

畑島 和さん(金沢医科大学第5学年) 実習期間:2017.3.13~3.17

畑島 和さん(金沢医科大学第5学年)

今回の穴水総合病院での実習では、地域医療について深く考えることができました。訪問診療、訪問看護、終末期医療、町での色々な人の取り組みなど、多くの側面から地域医療について学ぶことができました。

実際に地域医療を見学して、高齢化が進む今どのような医療体制が必要か、地域住民が安心して暮らしていくためにはどのような救急医療体制が必要かなど、たくさんの課題があるのだなと思いました。いろいろな事情で通院ができない患者さんに対して、今回見学した地域医療は必要不可欠なものであり、実際に患者さんやそのご家族から「先生たちのおかげで元気に暮らすことができている」という言葉を聞き、地域医療の重要性を実感することができました。

今回の実習での経験を生かして、この先の高齢化社会について考え、これからにつなげていきたいです。

東山明未さん(金沢医科大学第5学年) 実習期間:2017.3.13~3.17

東山明未さん(金沢医科大学第5学年)

 1週間と短い期間でしたが、公立穴水総合病院で地域医療について学ばせて頂き、ありがとうございました。金沢医科大学での実習の一環にも地域医療実習として氷見市民病院に行かせて頂きましたが、公立穴水総合病院のように訪問看護や在宅医療の実習はなかったので、新たな経験ができ、とても勉強になりました。1週間と短い期間だったにも関わらず、先生方と患者さんとの信頼関係や患者さんの私たちに対する温かさなどを実感できました。これは大学病院での実習中、あまり感じることのできなかった感覚であり、地域の人と密接な関係を築いて行われる、地域医療独自のすばらしさだと思いました。実習外でも歓迎会を開いてくださったり、輪島の観光に連れて行ってくださったりと医療以外の面でも大変お世話になり、本当にありがとうございました。

畑山裕生君(金沢医科大学第5学年) 実習期間:2017.3.06~3.10

 

畑山 裕生君(金沢医科大学第5学年)hatayama20170310.jpg

公立穴水総合病院での医療は未来の日本の医療の実態である。もっとも印象に残っているのはその言葉である。現在の日本の高齢者率は28%、2040年には36%まで上昇すると予測されており、それ以降も上昇するだろう。一方現在の能登北部の高齢化率は既に43%に達しており、日本の2040年の予測高齢化率を上回る数値を記録している。病院の受付にも一見してわかるほどに若者より高齢者が圧倒的に多かった。

今回の実習では地域医療の現状を見ることができるようなプログラムを組んでいただいたが、その中でも訪問看護や在宅医療の見学をさせていただいた際に将来日本の医療を見ることができたと思う。高齢者の患者を家族、もしくは同じく高齢者の夫・妻が見ているというのが多く、いつ介護が破綻してもおかしくない中での介護体制となっていたと思う。たとえ専門的なことはできずとも、介護に関われる人数自体を根本的に増やさない限り将来的には不安は存在し続けると思う。例えば、仕事の休憩時間を15分のばしていただいて、近所の独居高齢者の自宅に話をしに行く、町内区内でちょっと集まれる場所や機会などを作るなど、人と人のつながりが強い地方ならではのちょっとした方法で、介護人口を増加させる方法は数多く存在しているに違いない。

病院内,外で自分が患者と1対1で働くだけでなく、そのような事を考え臨床の場と社会の場の両方で働くことも、これからの医療者には必要な事ではないだろうかと考えさせられる実習だった。

速水 翼君(金沢医科大学第5学年)実習期間:2017.3.06~3.10

速水 翼君(金沢医科大学第5学年)hayami20170310.JPG

今回の学外実習では、金沢医科大学のような大学病院とは違う医療体制に感激しました。三次救急を行っている大学病院では、来た患者さんをそこで治療することだけに全力を注げば良いと思いますが、公立穴水総合病院ではその三次救急を行っている病院へ転送させることも含めて迅速な判断が必要であると思いました。私としては将来的に地域病院や、開業することを考えているので、その考えを穴水で学べた事は大変大きな事でした。また、この病院では介護老人保健施設と提携して医療を行っており、1年生の頃に実習で行っていた事を思い出しました。やはり介護を行う事は大変であり、また施設の造り方に関しても経営者だけでなく色々なスタッフの意見を取り入れて、よりよい介護施設を造ることが大事であると思いました。もちろん、医師として一人で行っているわけでなく、色々なスタッフの協力の元、地域医療が成り立っているとあらためて再認識しました。

5日間という短い時間ですが、学んだ事は多く将来につながりそうな話ばかりで濃厚な5日間を過ごさせていただきました。

髙瀨公陽君(金沢医科大学第5学年) 実習期間:2017.3.06~3.10

髙瀨公陽君(金沢医科大学第5学年)takase20170310.JPG

私は今回の実習で初めて穴水に来ました。5日間実習させていただきありがとうございました。訪問診療・訪問看護では介護する方も高齢であったり、病院が遠かったりして大変さを感じました。そうした中でも介護する方の介護方法が洗練されていったり、服や毛布を使いやすく改良していたりしていて少しでも負担を楽にすることが大切なのだと感じました。

また、高齢外来では患者さんのこれまでの病気の状態と新たな問題がないかの2つのことが大事であると言われ,患者さんのご飯や散歩など日常の様子をしっかりと聞くことが必要だと感じました。

また,見学させていただいた「みんなの保健室わじま」では病院を退院された方が再び入院されないように自主性を大事にサポートする活動を行っていて、こういった活動こそがこれから高齢化していく社会で地域医療としての大切な役割を担っていくのだと感じました。

また,これからこういった施設、活動がもっと必要になっていくのではないかと思いました。

これからの地域医療ではこういった活動と協力しあうことで個人の暮らしを守りつつ寄り添った医療が提供できるのではないかと思いました。

柴田章雄君(金沢医科大学第5学年) 実習期間:2017.3.06~3.10

柴田章雄君(金沢医科大学第5学年)shibata20170310.JPG

穴水総合病院での実習を終えてこの一週間は穴水の地域医療を中心に実習を行った。実習のプログラムは訪問診療や訪問看護、隣接する"あゆみの里"での介助実習など日頃大学ではできない医療の側面を体験することができた。ここでは病院があって病んだ人が病院を受診するといった従来の医療だけでなく、病院を拠点として地域住民が病気を患う以前や治療後にうまくfollow up できる工夫がなされていると感じた。都市部と違い、ハード面で十分な医療を提供することが難しいが、医療者間や住民同士で補っている姿をみて、医療はやはり人によって成り立っていると改めて実感した。設備が及ばないところは人でカバーする、人の力で足りないところは人でカバーする...これは難しいことではあるが、医療を行う上で最も基礎となることであると思うし、これからの日本の医療においても重視されることだと思う。これが実践できている穴水はむしろ真の医療が行われている地域であると思う。医療について、また、今後の自分の医師としての立ち振る舞いについて考えさせられることの多い一週間であった。スタッフの皆さんにもよくしてもらい、実習以外でも穴水を満喫することができた。美味しいものも食べたし、自然を体感できたし、猫にひっかかれたし(笑)。要するに楽しかった!最後に、今回の実習でお世話になった地域医療研究所の皆さん、病院スタッフの皆さん、丸岡先生に御礼申しあげます。ありがとうございました。

中島弘貴君(金沢医科大学第5学年)実習期間:2017.3.06~3.10

中島弘貴君(金沢医科大学第5学年)nakajima20170310.JPG

今回はこの公立穴水総合病院に学外実習として一週間お世話になりました。地域医療や人生の最終段階における医療に対してのレクチャーや、訪問診療・看護の見学、介護老人保健施設での介助体験などが穴水病院での実習の主な内容でした。中橋先生や能登北部地域医療研究所の方々がとても優しく、熱心に指導して下さり大学病院では経験できない実習となりました。

中橋先生のレクチャーで穴水という地域が日本の2050年相当の人口減少率、高齢者率となっていることを知り驚きました。また人類の歴史の中で現在が最も平均寿命が長いため高齢化社会の医療の正解を見つけ出せていないことから、穴水の医療システムがこれからの日本の医療のモデルになりうるかもしれないことを知りました。地域医療というと過疎化が進んだ田舎での話で都会とは無縁だろう、と思っていました。しかし、東京や大阪といった都会にも病院に行けない高齢者の方や、介護が必要な方が大勢いらっしゃり、そういった方々に医療を提供するのも地域医療の1つで場所は関係なく医師を志す者としてこれからの日本を考えると決して無視できる概念ではないと感じました。

訪問診療・訪問看護の見学によって病院外で行われる医療の提供を目の当たりにしました。医師や看護師をはじめとする多職種の方が病院に行けない患者さんの自宅に向かい経過を診ていました。大学病院では見ることが出来なかった医療の側面を見ることができ、いい体験になりました。独居の高齢者に対してはバイタルを測った後も少し会話を楽しんでいたり、医療を提供するだけでなく家族のような間柄になっておりこのような信頼関係を築いていくことが大切なんだ、と感じました。

今回の学外実習の経験を活かし、これから問題となっていく超高齢者社会に対する医療の形を考え、実際に行えるような医師を目指したいと思いました。

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