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研修医・学生の声

月岡 響希さん(東海大学医学部 6年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 19 ~ 3. 31

月岡 響希さん(東海大学医学部 6年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 19 3. 31
~ 金沢医科大学 能登北部地域医療研究所での実習を終えて ~
私がこの実習を選択したのは、地域医療というものの現状を知りたかったこと、また観光で有名な石川県に一度行ってみたかったからです。

20180330tukiokahibiki.jpg穴水については何も知らずに来てしまったのですが、海の幸とお酒と豊かな自然がある素敵な町でした。到着してまず驚いたのがバスの運転手さんがご高齢であることです。地域全体の45%が高齢者というのは本当なんだなと感じました。
穴水総合病院では先生方や職員の皆様方が医療に真摯に向き合いつつ、地域の方と同じ時間を過ごすことを大切にされている姿が印象的でした。
この実習に来るまで、医師は病気を治すものであり、死は不幸なんだとずっと思っていました。しかし、地域に生まれ地域の人々に助けられながらそこで亡くなるということは実はとても幸せな事なのかもしれないと気づかされました。
都会で過ごしていると便利なうえ人間関係が希薄になりまるで自分が一人で生きていけるような気にさえなります。しかし元々人が生きていく在り方をこの実習で学んだ気がします。
能登北部地域医療研究所の皆さん、公立穴水総合病院の皆様、穴水町の皆様、2週間沢山よくしていただき本当にありがとうございました。

 

高山 満裕菜さん(東海大学医学部 6年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 19 ~ 3. 31

高山 満裕菜さん(東海大学医学部 6年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 19 3. 31

~ 金沢医科大学 能登北部地域医療研究所での実習を終えて ~
実習初日の朝、飛行機の中で私は穴水町とはどのような町だろうか、金沢からは遠いから田舎でお年寄りの方が多くあまり明るい雰囲気ではないのかな、と不安と期待をもって能登空港へ降り立ちました20180330takayama.jpg2週間の実習では穴水総合病院での高齢外来や訪問看護、訪問診療、訪問リハ、診療所、へき地診療等に同行し、昨年1年間実習をした大学病院とはまた違った医療現場の実態を体験させていただくうちに地域の方々の暖かさに触れ、穴水町や周辺の地域の方々は心が豊かで力強く生きていると感じました。最初のイメージとは全く異なりぬくもりのある明るい町でした。
最も印象に残っているのは訪問診療であり、病院での外来では分からない実際の患者さんの生活環境や家族関係、ご本人の役割といった背景を把握でき、また患者さんにとっても人に会いコミュニケーションをとることで生活するうえで少なからず良い刺激になる、医師と患者さんのどちらにとっても大変有意義な医療体制であると実感しました。
私自身、穴水町での実習を通して故郷にいる両親のことや、自分の将来像を改めて考えさせられる大変良い機会となりました。
中橋先生を始め公立穴水総合病院の皆様、金沢医科大学地域医療研究所の皆様、穴水町の皆様、短い間でしたが新鮮であり充実した実習をさせていただき大変お世話になりました。ありがとうございました。

戸尾まゆみさん(金沢医科大学 5年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 12 ~ 3. 16

戸尾まゆみさん(金沢医科大学 5年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 12 3. 16

穴水総合病院の実習を終えて学外実習を終えて
todamayumi.jpg 今回私が学外実習の実習先に穴水総合病院を選んだ理由は、舳倉島に実習に行けることに興味を持ったからです。離島の医療に興味があり、とても楽しみにしていたのですが残念ながら今回は天気が悪く行くことができませんでした。
残念でしたが、今回穴水総合病院に実習に来て、それ以上にたくさんの経験をさせていただきました。
舳倉島へは行けなかったのですが、その代わりにあゆみの里で介護老人保健施設の見学・介護体験をさせていただきました。シーツ替えやバルーンバレー、
食事介助など想像以上に重労働でとても大変な仕事だということを知りました。また、私が食事介助をしたアルツハイマー型認知症の患者さんは、目もあいておらず、発する言葉もまとまりがないため理解することができず、そのような患者さんにどのような会話をしたらいいのかとても考えさせられました。普通に会話することを意識していたのですが、返答のない会話はとても難しかったです。そのような面でも、理学療法士さんのことを本当に尊敬しました。
また、地域実習として、訪問診療や兜診療所の見学をさせていただきました。
訪問診療は、在宅で経過を観察されている方々のお宅へ伺い、状態の変化や家族の方々へのケアなどを行っていました。当たり前なのですが、患者さんひとりひとりで環境なども全然違い、その患者さんに合ったコミュニケーションを行うことで、気になっていることなどを聞き出すことができるのだと思いました。
兜診療所見学では、実際に診察の体験をさせていただきました。患者さんから不安なことや悩みなどを聞き出すコミュニケーションの難しさ、状態のコントロール目標の難しさ、また、質問されたときに答えることのできない自分の勉強不足さを実感しました。先生がおっしゃっていた、"患者さんの背景"というのもまたとても難しく、そのことを考えるうえでも信頼関係を築いていくことが必要なのだと学びました。初日に地域のDVDでみた、やぶこし商店にも連れて行っていただき、地域の人々の温かさに触れ、周囲の方々の集まる理由が分かりました。そのような場所があることも地元の方々の毎日の楽しみとなり、生きる目標のようなものとなっているのだと感じました。
この一週間を通してたくさんの温かさに触れ、地域の人々の暮らしなどを少し知ることができ大学病院では体験できない事をたくさん経験させていただきました。
実際、病院や訪問診療などを見学し、高齢化高齢化とはTVで聞いてはいたけど、手を差し伸べたくなるような歩き方をしているおじいちゃんが、車いすのおばあちゃんを押している老老介護の現実などを目の当たりにしたり、先生から舳倉島の現状などを聞き、20年後の日本はどうなっているのかととても不安になりました。
たくさんそのような事を考えさせられる経験をさせていただき、ありがとうございました。
今後この経験を生かしていけたらと思います。
本当にありがとうございました。


中島美知子さん(金沢医科大学 5年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 12 ~ 3. 16

中島美知子さん(金沢医科大学 5年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 12 3. 16

穴水総合病院での実習を終えて
nakasima.jpg今回初めて穴水総合病院で実習を行って、地域医療の実際を見ることができた。
特に、今回は残念ながら実際に訪れることは叶わなかったが、舳倉島の診療所の話は興味深かった。島についての中橋先生の講義の中で「舳倉島の人たちはここに住み続けるのは診療所があるから」という話を聞いて、人々が安心して生活を続けていくために医療は必要不可欠なものなのだと痛感した。また、訪問看護や訪問診療を見学させてもらう中で、その患者さんにとって訪問看護や診療がどのような役割を果たしており、どのくらいのペースで必要としているのかを十分に把握しておくことが非常に大切なことだと知った。
兜診療所見学では、実際に診察を体験させていただいた。この一年間、大学であらゆる診療科を回り様々な体験をしてきたが、外来で患者さんを実際に診察するのは今回が初めてで、とても緊張した。今まで問診や検査の練習は行ってきたつもりであったが、実際に所見の患者さんを前にすると、何を聞くべきなのか、どんな検査をするべきなのかを瞬時に考えるのが非常に難しかった。ただ単に「お変わりないですか?」と尋ねても不安に思っていることや少し気になったことを自ら話してくれることは少なく、聞き方やタイミングを見極めることが大事であった。兜診療所のあとで伺った「やぶこし商店」は地域住民の憩いの場となっていた。ここで迎えてくれた方々は皆暖かく、面白い方ばかりだった。こういった場所で普段から地域の人々と交流することも小さな地域の診療所のスタッフにとって信頼関係を築くために大事なことかもしれないなと感じた。
この一週間で地域の人々にとって医療というものがどのような役割を担い、何を必要としているのかを実際に現場を見て知ることができた。
最後に、お世話になった公立穴水総合病院の方々、兜診療所の先生・スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。


湊 友佑君(金沢医科大学 5年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 12 ~ 3. 16

湊 友佑君(金沢医科大学 5年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 12 3. 16

穴水総合病院での学外実習を終えて
今回の実習を経て、地域医療と大学病院での医療は求められるものが異なるということを強く感じました。中でも、「地域医療は家庭料理」という言葉をきいて僕は強
minatoyusuke.jpgく納得しました。家庭料理は有り合わせであったり、賞味期限の多少過ぎた物であったりを用いることがある、つまり、地域医療では環境や人材が十全でない場合にその状況における最良の医療を行うことが大切であるということを、この言葉は示していました。いままで自分が実習を行ってきた大学病院という環境ではあまり考えには浮かばなかった内容であり、今回の実習を通して地域医療の何たるかを指し示す端的な言葉として胸に強く残りました。
実習の中で実際に訪問診療、訪問看護といった地域色の強い医療形態を見学することで、地域診療を肌で感じることが出来たと思います。舳倉島へは波の関係で訪問することが出来なかったことは残念でしたが、それでも地域に寄り添う医療の姿は十分に知ることが出来ました。将来自分がどのような所で医療を行うかまだ明確な見通しはありませんが、どこに行くとしても、一医療人として知っておくべき地域医療の姿を知ったことは、有益な経験になったと思います。

 

米田 鐘平君(金沢医科大学 5年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 12 ~ 3. 16

米田 鐘平君(金沢医科大学 5年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 12 3. 16
~公立穴水総合病院にて~
yonedasyo.jpg今回、私は312日~316日の5日間,公立穴水総合病院にて実習させていただきました。5日間という時間は大変短い時間ではありましたが、毎日有意義な時間を過ごすことができました。
穴水町を訪れたのは初めてですが、穴水町がこれほど広い町だとは知りませんでした.その分、町内の地域ごとに問題があることを知りました。今回の実習では訪問看護の見学、老人介護保険施設での実習、また実際に兜診療所では外来をさせて頂くことができました。特に外来では外来の緊張感や難しさなど大学内では感じることがないものを得ることが出来ました。
最後になりますが、今回中橋先生を始めとする今回の実習に協力して下さった方々と今回の実習で出会った方々に御礼申し上げます。


西澤 会美奈さん(金沢大学医学部5年) BSL 総合診療 実習期間:2018. 3. 8 ~ 3. 16

西澤会美奈さん(金沢大学医学部5年) BSL 総合診療 実習期間:2018. 3. 8 3. 16
~公立穴水総合病院・金沢医科大学 能登北部地域医療研究所での実習を終えて~

10日間という短い期間でしたが、先生方には何からまで非常にお世話になり、穴水に来てよかったなあと心から思っています。
初日に到着してすぐ、甲地方というところの地域のコンビニのビデオを見ました。コンビニというと24時間営業の明かりのギラギラついた無機質なものをイメージしますが、映像の中の「やぶこし商店」はその逆で、商品を売るお店としてだけでなく人々の交流の場としてとても温かみのある素敵な空間になっていて、自分が持っていた地方のイメージにぴったり合うものでした。実際にそのお店と近くの「兜診療所」を訪問する機会もあり、診療所では患者さんの問診をさせていただくことで、近くに住む人々の心のよりどころとしての病院の存在を肌で感じ、商店ではものを「買い」に来るはずの客の私たちに、その地域でとれる野菜の煮物やお豆腐をご馳走して下さり、穴水の人々の距離の近さや温かさを身に染みて思う素敵な機会になりました。

正直に言えば普段机上で、高齢化が進んでいることや医療の面でのその影響について耳にしていても実際に目の当たりにする機会はほとんどありませんでした。今回、高齢外来・訪問看護・リハビリ・診療と多くのことをスタッフや先生方と一緒にやらせていただけて、また、地域医療や終末期の講義でも教えていただいて、高齢化率が45%と日本の未来を表しているこの穴水町が労働人口を中心として人口が減少し非常に深刻な状況であることや、その需要に合わせてサービスとしての医療の形態を変えていく必要があることを改めて認識させられました。
この町に実習に来て受け取った「若い子たちが来てくれて嬉しい」「こんなところに何も出さずに気の毒に...」と自分たちを歓迎してくれ、もてなそうとしてくれる人々の気持ちが忘れられないので、自分も近い未来にこのような方々に恩返しができるような、何か力になれるような医師になりたいと思っています。
スケジュールの中にあった舳倉島という離島の研修には気候が合わず行くことができず非常に残念でしたが診療所だけでなく人々の暮らしや自然にも興味があるので、機会があればまた挑戦してみたいです。
普段の大学病院の実習では経験できないようなことが本当にたくさんあり、この病院に実習に来れて本当に良かったと思っています。
ありがとうございました。
nisizawaaemina20180316.jpg

河原倫彦君(金沢医科大学 5年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 5 ~ 3. 9

河原倫彦君(金沢医科大学 5年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 5 3. 9
公立穴水総合病院の実習を終えて
kawaharanori.jpgこの度、公立穴水総合病院の実習を通して、訪問看護や訪問診療、兜診療所の見学など大学病院では体験できない事を学ばせていただきました。この実習を通して、地域医療における総合病院の意義、地域医療の実情、また地域住民との関わり合い方などを知ることが出来ました。将来地域医療に携わる私にとってとても有意義な時間を過ごさせていただきました。先生方、職員の皆様、そして地域住民の皆様、一週間という短い時間でしたがお世話になりました。ありがとうございました。

高宮悠子さん君(金沢医科大学 5年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 5 ~ 3. 9

高宮悠子さん君(金沢医科大学 5年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 5 3. 9
公立穴水総合病院での学外実習を終えて
今回の実習で一番印象に残ったことは、訪問診療や診療所に同行させていただいたことです。大学病院では体感することが少ない「地域医療」
takamiyayu.jpgとはどのようなものかを実際に見ることができ、大変勉強になりました。患者さんの病気を治すだけでなく、病院退院後も生活できるように「生活支援」を行うことの重要さ、難しさを学び、高齢化の進む日本社会のなかでの医療をどう行っていくかを考える良い機会をいただきました。学生の間に病院外で行われる患者さんの生活に密接にかかわる医療を見学できたことは非常に貴重な経験が出来たと思います。今回の実習で得た経験を今後に生かしていきたいです。


永嶋朋恵さん(金沢医科大学 5年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 5 ~ 3. 9

永嶋朋恵さん(金沢医科大学 5年) 学外診療実習  実習期間:2018. 3. 5 3. 9
能登北部地域医療研究所での実習を終えて~
nagashimamoe.jpg私は35日~39日の5日間,公立穴水総合病院で実習させていただきました。5日間はあっという間で,朝から晩まで毎日とても有意義な時間を過ごすことができました。特に今が旬で,穴水町の特産品である牡蠣はとてもおいしかったです。
私は15年程前まで,穴水町の住民でした。その時は住民としての視点でしたが,今回は,医療者としての視点で穴水町をみることができました。15年前に穴水町を離れ,他の地域に移り住んで気が付いたことですが,穴水町では,隣近所に住んでいる人達とはもちろん,それ以外の人達とも,つながりがとても強く,お互い助け合いながら生活しているということに気が付きました。そして私が住んでいた頃は,若者が多い印象でした。今回,医療者の視点として気が付いたことは,定住しいている医師が少ないこと,高齢化率が45%と高く,穴水町が日本の未来の姿であること,若者は町を離れていくため若者が減少していること,その中で,1人で生活している高齢者が多いこと,その高齢者を放っておかないシステムが,医療の面でも,地域住民たちの中でも充実していることなどです。現在の社会では,"孤独死"などのさまざまな高齢化に関する問題があります。このような状況の中で,医療者として,訪問診療をすること,へき地診療をすること,週に1回~2回,大学から先生にきてもらうこと,などはもちろん大切ですが,それよりも,高齢者が多い中で,人と人とのつながりが強い穴水町では,その人と人とのつながりを絶やさないことのほうが,より大切であると実感しました。
兜診療所では,実際に患者さんの診察をさせていただきました。これは大学の実習では経験することができなかったので,とてもいい経験になりました。実際にやってみると,患者さん個々人に合わせて診察していかなければならないので,とても難しかったです。私ははっきりと覚えていないのですが,小さいころにお世話になった,やぶこし商店,魚屋さんをはじめとする甲の方々にも20年ぶりに会えて,とても懐かしい気持ちになりました。
最後になりますが,中橋先生をはじめとする能登北部地域医療研究所の皆さん,穴水総合病院のスタッフの皆さんには,5日間という短い期間でしたが,大変お世話になりました。本当にありがとうございました。今回の貴重な経験は,これからの糧にしていこうと思います。また穴水に遊びに来ます。


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