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研修医・学生の声

山本 祥博君(金沢大学医学部5年) BSL 総合診療 実習期間:2017. 12. 7~ 12. 15

山本 祥博君(金沢大学医学部5年) BSL 総合診療 実習期間:2017. 12. 7 12. 15

~公立水総合病院・能登北部地域医療研究所での実習を終えて~

人口8600人、高齢化率45%という「日本の未来」である穴水総合病院において7日間実習させていただきました。少子高齢化が進む能登において、どのように医療自体を維持していくのか、そして地域包括ケアシステムを作っていくのか、という具体的な話を伺うとともに、自分で考える機会をいただきました。どうしても先延ばしにしがちで、目を背けたくなるような現実ではありますが、それに対し中橋先生をはじめとして、穴水にいる皆が真正面から向き合っているのだということを知りました。
  また、数字だけを見れば悲観的な考えが頭をよぎりますが、実際に暮らしている地域の皆さんは幸せそうに生きていらっしゃる方が多かったです。そのほか、救急、訪問診療・看護、介護老人保健施設などにおいて大学ではできない刺激的な経験を得ました。介護老人保健施設においての入浴・食事補助をさせていただき、人間一人が一日生きていくというのは簡単なことではないのだと思い知らされました。兜診療所の見学の際には、兜診療所が診療所としてのみではなく、地域の交流の場として利用されている姿を見ることができました。
   最後になりますが、金沢医科大学能登北部地域医療研究所、公立穴水総合病院の先生方、関係者の皆様には大変お世話になりました。穴水に来て先生方の姿を見ている中で、自分自身内科への思いを強くしました。
特別枠として将来石川県に貢献いたします。  ありがとうございました。
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石山 皓一君(金沢大学医学部5年) BSL 総合診療 実習期間:2017. 11.28~ 12.06

 

石山 皓一君(金沢大学医学部5年) BSL総合診療 実習期間:2017. 11. 28 12. 06

~公立水総合病院・能登北部地域医療研究所での実習を終えて~

 9日間実習させていただきありがとうございました。地域医療実習として公立穴水総合病院に来させていただいて、様々なことを学びました。訪問診療や訪問看護、あゆみの里など普段学べないことを体験させていただきました。
20171206石山皓一君.jpg  訪問診療ではカニューレ交換、バルーン交換など在宅医療の実際を見ることができました。脳梗塞後の半身麻痺の方や多系統萎縮症の方が在宅でどのように過ごしているかを目の当たりにできたのも貴重な経験になりましたし、どのような機材を使って療養しているのかもわかり非常に有意義でした。

 あゆみの里では施設見学と入浴・食事補助をさせていただき、その難しさを痛感しました。入居者が楽に着替えたり、食べたりするにはどのようにするべきかを考えながら行動に移さなければならないことが難しく、要領が悪くなってしまいました。
 他にも地域のDVDを鑑賞して過疎化が進んだ地域の現在の姿を知り、地域医療が担っていく役目を考えさせられました。高齢者は多く僻地に住んでいて、医療を容易に受けられないので、在宅医療は非常にいい形態だと思いました。患者が住み慣れた土地で過ごすのは、わざわざ遠くの病院まで長い時間をかけて通うよりはるかに負担が少ないと感じました。また地域の人間関係の温かさも感じました。

 全体を通してなかなかない数多くのことを経験させていただいて感謝しています。自分の勉強不足も感じましたし、先生方を見ていて温かく患者さんと接している姿はあり、これが医師なんだろうなと改めて感じました。また穴水町は人も温かくて、ご飯も美味しくとてもいいところでした。この実習での経験を活かしてこれから精進していきたいと思います。1週間お世話になりました。

森久保 悟研修医(聖マリアンナ医科大学病院) 研修期間:2017.11.6 ~ 12. 3

森久保 悟 研修医(聖マリアンナ医科大学病院) 研修期間:2017.11.6 12. 3

~公立穴水総合病院での1ヶ月の研修を終えて~

 2017116日からの1ヶ月間、公立穴水総合病院にて地域医療研修をさせていただきました。研修を通じて医師の方々、医療スタッフの方々、介護スタッフの方々、そして地域住民の方々と、様々な方々から地域医療について、また穴水地域の特徴について教わりました。
 穴水病院の能登北部地域医療研究所長である中橋先生より、初日に、"地域医療とは、家庭料理のようなものだ"という言葉を頂きました。その当時は、医療安全に関して話をしていた中での言葉でありましたが、穴水での1か月間の研修を終えた今は、地域医療全般に対しての言葉なのだなと実感しています。地域住民同士のつながりが暖かく、その地域性を理解したうえで、患者のための、地域全体を中心とした医療を提供していくのが地域医療の役割なのだと思いました。
 また、内科の小浦先生からはこんな言葉を頂きました。"患者中心の医療における医師の役割は、最良の医療を提供するだけでなく、退院後の介護・生活の場にしっかりとバトンを引き継ぐところまでだ"と。今まで僕は、退院後の介護や生活の環境調整に関しては、退院先・転院先をどうするかということくらいまでは考えていましたが、それ以上の事、例えば退院先が自宅の場合は、果たして退院後に患者さんがどのような生活を送ることになり、そこにはどのような困難があるのかということは深くは考えていませんでした。メディカルソーシャルワーカーの方に任せっきりにしていました。公立穴水総合病院へ研修に来てから、訪問看護・訪問リハビリテーション・訪問診療・地域包括支援センター・診療所での各種業務を経験させていただく中で、多職種連携により患者さんにとって最良の医療を提供するためには、他職種の業務をしっかりと理解することが重要であることを実感しました。
  
大学病院へ戻っても、患者様と家族・地域のつながりを考え、退院までの医療だけではなく、退院後の介護・生活の場までしっかりと考えられるような医師になれるよう頑張りたいと思います。
 
最後に、金沢医科大学能登北部地域医療研究所の皆様、公立穴水総合病院の皆様、訪問看護ステーションの皆様、地域包括支援センターの皆様、穴水の住民の皆様、このような勉学の機会を頂き本当にありがとうございました。ご飯がとてもおいしかったです。

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野村 俊一研修医(金沢医療センター) 研修期間:2017.11.1 ~ 11. 30

野村 俊一 研修医(金沢医療センター) 研修期間:2017.10.1 11. 30

<地域医療研修を振り返って>

地域医療について学生のころから勉強する機会が少なく、また、現場を見る機会もほとんどありませんでした。そのため、地域医療と言っても都市部の医療と具体的にどう違うのかが分かりませんでした。そんな私でしたが、この度ご縁があり、穴水総合病院で1ヶ月実習させて頂くことになりました。 
  この1ヶ月を通して最も感じたことは、医師を含めた病院スタッフ全体が、患者の生活背景などをより具体的に考えて診療にあたっているという事です。地域の病院には医師をはじめとするスタッフ全体の数が不足しています。そのため、都市部の病院では細分化され、他職種に任せている業務内容に関しても医師は深く関与する必要があります。 
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ヶ月を通し、入院患者を受け持たせていただきました。そこで、患者を退院させる難しさを実感しました。ただ全身状態を良くするのではなく、退院後の生活を想像し、患者が困難なく普段の生活に戻れるように配慮することの大切さ・難しさを実感しました。 
  また、その他に、へき地医療研修に参加させていただきました。へき地では常駐の医師がおらず、気軽に病院を受診することができません。そのような場所でも、巡回診療を行うことで、定期的に医療従事者に体調を相談することができます。相談しなくとも、顔を見せることで医療従事者は患者が元気そうであることがわかり、患者自身は外出するきっかけになるため、とても重要な機会であると実感しました。私の研修している病院では感じることのできない良い経験になりました。 
 1ヶ月という短い期間ではありますが、普段研修している病院との医療の違いを肌で感じることができました。先生方には優しくして頂き、充実した研修期間を過ごすことができました。今後は、患者の生活背景まで思いが行き届くような医師になりたいと思います。本当にありがとうございました。
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松本 直樹 研修医(金沢大学附属病院) 研修期間:2017.11.1 ~ 11. 30

松本 直樹 研修医(金沢大学附属病院) 研修期間:2017.11.1 11. 30

1ヵ月間の地域医療研修を終えて>

11月の1ヵ月間、公立穴水総合病院で研修させて頂きました。能登にはこれまで何度か観光などで訪れたことはありましたが、こうしてまとまった期間を能登で過ごしたことは初めてで、研修を含め日常生活の一部としても様々な体験が出来ました。 
 研修で強く印象に残ったことは、訪問診療や訪問看護などで実際に患者さんの自宅に伺ったことです。大学生の時に在宅医療に関しての講義を聞いて以来、何となく在宅医療に興味を持ち続け、緩和ケアを含めた診療を行う医師の講演会に出向くこともありました。以前他の市中病院で研修していた際、何度か訪問診療に同行したことはあったのですが、今回の研修のように同じ患者さんの自宅を複数回訪れたり、看護やリハビリテーションを目的として訪れたりしたことは初めてでした。普段病院で診療を行っていると、患者さんの生活環境を十分に把握することは難しいですが、こうして実際に訪問する機会があれば、個々人の状態に合った診療に近づくことが出来ると思います。大学病院や市中の大きな病院では経験することが難しい、在宅医療の一端を自分の肌を通して研修することができ、大変有意義でした。 
 研修中は、中橋先生をはじめとして沢山の方々にお世話になりました。これまでの体験談やこれからのビジョンなど数多くの話を聞くことができ、自分自身の考え方を今一度見つめ直すことが出来たと思います。この1ヵ月間で得たものを、残りの研修や今後の医師としての生活に活かしてゆきたいです。今回の研修でお世話になった方々に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

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牧 克樹 研修医(東京大学医学部附属病院) 研修期間:2017.10.1 ~ 10.31

牧 克樹 研修医(東京大学医学部附属病院) 研修期間:2017.10.1 10.31

 201710月の1ヶ月、穴水総合病院および地域の医療施設で研修させていただきました。初めての地域医療であると同時に、たすき掛けのないプログラムで研修している自分にとっては初めての学外の施設での研修になりました。話に聞いてもイメージし難い過疎地での地域医療ですが、病院での病棟業務や外来、訪問診療や診療所での研修等色々な場面において得たかったイメージを得ることができました。事前に想像していたように、実際の診療では人手不足・制限された検査や処置・通じない言葉・限られた医療資源等、都会の大病院とは大きく考え方を変えなくてはならない事が多々ありました。しかしながら一方で、診療の基本や医師としての姿勢等、全国どこへ行っても変わらない事も沢山あるのだとも実感しました。また、患者とのふれあいや医療スタッフ間のコミュニケーションが密で、敢えてチームを結成しなくとも現場で自然とチーム医療を実践できる所など、狭いコミュニティーだからこそ身に付くスキルもあるように見受けられました。
今回の研修では楽しい同期と共に、素晴らしい指導医の先生方やスタッフの皆さん、優しい地域の方々のご厚意に恵まれ、これ以上無いほど楽しい1ヶ月を過ごすことができました。お会いするすべての方が、穴水を・能登に対する熱い気持ちを持っていたのが大変印象的で、高齢化・人口減少社会真っ只中であっても、これからの穴水の盛り上がりに期待させられる研修でもありました。
単なる地域研修を超えて、様々な機会と経験(と能登の秋の味覚)を与えてくださった 金沢医科大学能登北部地域医療研究所
公立穴水総合病院、の皆様に深く御礼申し上げます。ありがとうございました。

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竹村悠太研修医(石川県立中央病院) 研修期間:2017.10.1 ~ 10.31

竹村悠太研修医(石川県立中央病院) 研修期間:2017.10.1 10.31

 穴水での研修を終えて ~ 

1ヵ月間,お世話になりました.
私は,在宅診療を診たいということで上司に穴水での研修を勧められて来ました.日々,在宅診療や訪問看護,訪問リハビリに同行させていただきました.勧められた通りの,熱い研修ができました.各家庭にお邪魔させていただくと,病院の外来では伺い知ることの難しい,日常生活の様子を垣間見ることができます.2年間大病院で研修した上でこのような研修をできたことで,より具体的に,患者さんの背景を把握することの重要性を学ぶことができました.また,県内の他の病院ではなかなか経験することのできない離島研修を舳倉島でできたのが印象的でした.
スタッフの皆様は大変気さくで,食事や観光にも度々連れて行っていただけました.飲んだり歌ったり語らったりできたのがいい思い出です.
また,共に1ヶ月研修した西村先生(大阪市立総合医療センター),牧先生(東京大学医学部附属病院)がとても素晴らしい方々で,研修が何倍も楽しいものになりました.かけがえのない繋がりができました.1ヵ月間,ありがとうございました.
金沢医科大学 能登北部地域医療研究所や公立穴水総合病院のスタッフの皆様と共に仕事をする機会を得られて嬉しかったです.この1ヶ月の研修で身に付けたことを活かして,患者さんの気持ちに立って考え行動できる,温かい医師になれるよう精進します.

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西村 璃乃研修医(大阪市立総合医療センター) 研修期間:2017.10.1 ~ 10.31

西村 璃乃研修医(大阪市立総合医療センター) 研修期間:2017.10.1 10.31

 「地域に合わせて医療が形を変えるのだ。」
20171031nishimurarino.jpg中橋先生から伺ったこの言葉の意味を、公立穴水総合病院での研修を通して身をもって体験させていただきました。生来阪神地域で育ち、所謂「都会の大病院」しか知らない私にとって地域に根付いた医療はとても新鮮で勉強になることばかりでした。
訪問診療はとりわけ印象に残っており、直接自宅を訪問することで、患者さんの生活背景まで思い見ることが出来ました。さらに、訪問看護や訪問リハにも同行させていただき、コメディカルの方々による患者さんとの密な関わりのおかげで、きめ細かな医療が提供できていると知りました。ADLの低下した高齢者を包括的に捉えることは、恐らく外来だけでは困難ではないでしょうか。
また、兜診療所の整形外科外来では、多くの患者さんが膝の痛みで受診するのを見学させていただきました。痛み止めの処方や注射をうけた患者さんから「これで畑仕事できる。ありがとう。」と感謝され、エビデンスに則った侵襲的な治療だけが、必ずしも適切な医療ではないと気づきました。 無論、最先端の治療を学ぶことは医師として当然の義務だと考えます。
ただ、それ以上に高齢化の進んだ穴水では、もっと人間らしい流動的な医療を提供できることこそが良医になる秘訣だと感じました。私の住む阪神地域も30年後には現在の穴水の様に高齢化が進むと予想されています。
穴水で学んだことを大阪に持ち帰り、これからの日本における良き医療者になりたいと思います。本当にありがとうございました。

田邉稔明研修医(恵寿総合病院) 研修期間:2017.9.1~9.30

田邉稔明研修医(恵寿総合病院) 研修期間:2017.9.19.30

  
-地域医療研修を終えて-

1か月間、穴水総合病院で研修させていただきました。  この1か月は、いわゆる病棟管理よりも病院外での医療をメインに様々な経験をさせていただきました。地域のクリニック・診療所での外来研修、在宅医療研修、介護老人保健施設研修、その他まだまだありました。 
 その中で、次の2点を学びました。   
1つは、医療では必ずしも白黒はっきりさせる必要はない場面もあるということです。「AならばBすべき。」というように、私はついつい1つの正解を導き出したくなりがちでありました。
しかし、教科書的に考えるとその患者さんには
Bが適切であっても、その人の精神面や社会面を考慮すれば新たな選択肢としてCDも十分妥当であり(たとえ生命予後を短くし得ることだったとしても)、結果、BCDもどれも正解である(どれが正解でどれが不正解という区別はない)という場面に、この1か月で複数回触れました。そしてこのことが2つ目の学びに繋がりますが、そのCDという答えを導き出す手段として充実したコミュニケーションが不可欠なことがあるということを学びました。患者本人と話す・家族と話す・家に行く・関わっている医療スタッフと話す、などなど様々なコミュニケーションの形がありました。ふとした言葉の切れ端から、それまで無かった選択肢が出てくることもありました。
  やや抽象的な記載になってしまいましたが、まとめれば「充実したコミュニケーションをとりながら、病気だけでなく、その人の背景も捉えて、医療を実践していく」ということになるかと思います。
文字にしてみると当然のことのように感じますが、そんな当然のことを改めて実感する機会を提供してくださった公立穴水総合病院・能登北部地域医療研究所の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。あ
りがとうございました。
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佐伯吉彦研修医(金沢医科大学氷見市民病院) 研修期間:2017.9.1~9.30

佐伯吉彦研修医(金沢医科大学氷見市民病院) 研修期間:2017.9.19.30 

-公立穴水総合病院・能登北部地域医療研究所における地域医療研修- 
私が今回の研修で最も印象深い経験は訪問診療です.訪問は医師だけではなく看護師やリハビリ,検査技師,事務員,行政など様々な業種と綿密で円滑な連携をしており,患者様の抱える問題にすぐに対応できるよう体制が整えられていました.病院のベッド数の減少が進められている中,地域医療を担う病院が辿り着く医療の形の一つであると実感しました.また,なにより驚いたことは在宅の患者様とご家族の方が私の想像以上に活き活きとしていることでした.医学の知識や技術だけでは達成できない医療の本質を目の当たりにしました.  高齢社会が進んでいる中で氷見市と穴水町で抱える問題点に共通のものは多いと考えます.
今回研修で学んだ点を今後の氷見市の医療に活かしていきたいと思います.1ヵ月間,本当にお世話になりました.
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