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わくワーク体験(職場体験学習)で能登北部地域医療研究所が全面協力! 七尾市立中島中学校2年生が医療最前線を見学!

わくワーク体験(職場体験学習)で能登北部地域医療研究所が全面協力!

七尾市立中島中学校2年生が医療最前線を見学!

 

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71日から始まったわくワーク体験(職場体験学習)、七尾市立中島中学校2年生の皆さんが公立穴水総合病院(石川県鳳珠郡穴水町)で、早期職場体験で医療の最前線を見学しました。中橋毅教授(金沢医科大学 能登北部地域医療研究所/ http://www.kanazawa-med.ac.jp/ccm/)も、わくワーク体験で講師を務め、医療の素晴らしさ、大切さ、を熱く生徒に語りながら、ミニ講義をされました。"病院で働くスタッフは、いつも患者さんの立場になって働いています。早く元気になって欲しいと思いながら働いています。"と説明がありました。

 

中学生の皆さんには、自分の夢を希望として持ち続け、日本人として、社会のため、人のために、立派な社会人になって欲しいと思います。

 

【職場体験学習の目的】

自己理解を深め、自己と職業との関わりについて真剣に考え,希望の実現を目指して自らの意志と責任で進路選択をするための資質や能力、態度を身に付けることができる。

・「働く」ということはお金のためだけではなく、人のため社会のためになっていることを知る。

・学校生活で学ぶこと(心技体)が、社会に出た時にいかに必要かを知る。

・職業体験をすることを通して、自分の将来とて適正について考える。

・地域の事業所で地域の人々と触れ合うことで、自分と社会とのかかわりに気付く。

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●職場体験が求められる背景と必要性

 職場体験が求められる背景として、子どもたちの生活や意識の変容、学校から社会への移行をめぐる様々な課題、そして、何よりも望ましい勤労観、職業観を育む体験活動等の不足が指摘されています。

 職場体験には、生徒が直接働く人と接することにより、また、実際的な知識や技術・技能に触れることを通して、学ぶことの意義や働くことの意義を理解し、生きることの尊さを実感させることが求められています。また、生徒が主体的に進路を選択決定する態度や意志、意欲など培うことのできる教育活動として、重要な意味を持っています。

 望ましい勤労観、職業観の育成や、自己の将来に夢や希望を抱き、その実現を目指す意欲の高揚を図る教育は、これまでも行われてきたところであるが、より一層大切になってきています。

 職場体験は、こうした課題の解決に向けて、体験を重視した教育の改善・充実を図る取組の一環として大きな役割を担うものです。特に、生徒の進路意識の未成熟や勤労観、職業観の未発達が大きな課題となっている今日、生徒が実際的な知識や技術・技能に触れることを通して、学ぶことの意義を理解し主体的に進路を選択決定する態度や意志、意欲など、培うことのできる教育活動として重要な意味を持っています。

 

●学校と地域・事業所との連携を図ったシステムづくりとその活用

 職場体験を機会に、学校と地域や事業所との連携が図られます。このことは、事業所にとっても、次代を担う人材育成の面から地域における社会的な役割を担うことにもなり、職場の活性化、地域への貢献といった意味においても価値のあることです。

 しかしながら、職場体験の一時で連携が終わってしまうことも少なくありません。今後は、共に築き上げた連携体制を、職場体験後も引き続き維持していくことにより、キャリア教育をさらに継続的、発展的に推進していくシステムづくりが必要です。職場体験をより効果的に進めていくための協議の場のみならず、社会人講師の招聘等、ここで築いたシステムをさらによりよい地域のシステムとしていくためにも、様々な連携を進めていくための年間を通した、協議の場を設けることが大切です。

 このことはまた、その後、地域の自治会の活動やお祭り、ボランティア活動に際し、子どもたちが進んで参加していける地域のシステムづくりにつながっていきます。地域や事業所、家庭との連携を図ったシステムづくりは、学校と家庭・地域全体で子どもたちを育てていく気運を高めていくことにもなるのです。

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