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関西医科大学 3年生医学生 徳永詩音さん、三谷和可さんが配属実習で奥能登の地域医療を学ぶ! (2015.1.19~2.13)

関西医科大学 3年生医学生 徳永詩音さん、三谷和可さんが配属実習で奥能登の地域医療を学ぶ! 
~特定の部位や疾患に限定せず、患者の心理や社会的側面なども含めて幅広く考慮しながら、個々人に合った総合的な疾病予防や診断・治療について考える ~

 

配属実習とは?

 関西医科大学では、本実習は基礎・社会医学を履修した時点で行わる。学生は数人毎にわかれ、各講座で現在、進められている先端の研究に参加する。すでに体系化された知識を吸収することが医学教育の中心となりがちであるが、配属実習によって新しい知見がどのようにして得られるのかを体験することで医学研究へのモチベーションを高め、自主的に学習に取り組む姿勢を身につけることを目的に本カリキュラムが組まれている(学習要項より)。

徳永詩音さん、三谷和可さんの両名は、石川県鳳珠郡穴水町にある 金沢医科大学能登北部地域医療研究所・公立穴水総合病院で、2015.1.19-2.13の4週間で地域医療を学ぶ。

 

①オリエンテーション風景

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<行動目標>

・地域における医療需要について述べることができる

・地域における中核病院の医療を経験し、その役割について述べることができる

・医療過疎地における診療所を経験し、その役割と実際について述べることができる

・患者中心、家族志向の医療について述べることができる

・地域包括ケアについて述べることができる

 

■週間モデルスケジュール

(午前)                                            (午後)

           病棟実習                                            地域医療ミニレクチャー  

           高齢者専門外来体験                            訪問診療

           医療過疎地の診療所訪問(業務体験)     診療所訪問(終日)    

           病棟実習                                            地域包括支援センター等訪問

           自由選択実習                                      カンファレンス      

※この他、救急診療や地域の保健活動への参加などを随時行う

 

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■経験できる疾患

ほぼすべてのCommon Disease、特に高齢者に多くみられる疾患を多く経験できる。慢性的な疾患ばかりでなく、救急疾患も経験できる。また看取りの経験もできる場合がある。疾患への対応はかかりつけ医としての立場から、専門医と連携しながらパラメディカルスタッフとのチーム医療を通して行っていく。診療の現場は在宅、外来、救急、入院と幅広い。また、疾患のみならず、地域包括ケアやリハビリの現場、また地域の保健衛生活動に至るまで経験の機会を準備している。