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富山大学医学部6年生の吉田好機君  学外臨床実習「地域医療」全日程終了! (研修期間:2015.06.15 ~ 6. 26)

20150626 yosidaface.jpg富山大学医学部6年生の吉田好機君  学外臨床実習「地域医療」全日程終了! 
(研修期間:2015.06.15 6. 26)

 

吉田好機君(富山大学医学部6年生)

穴水総合病院での2週間は、私にとって未知で新鮮な出来事の連続であるとともに、医師として、予想される日本の困難な将来にいかに向き合うかを考えさせるものでした。

奥能登に暮らす高齢者問題を肌で感じること大変貴重な体験であった感じています。また、実際の診療を体験した上で、地域医療は情熱を持って取り組もうとすれば、どのような医師にもその扉は開かれているのだと感じました。

所長の中橋先生はたびたび地域医療や高齢医学について講義や議論の機会をくださいます。その中で印象に残っている言葉は、「穴水町は高齢者人口が約40%に達しているが、これは約40年後の日本全体の推計値と同じくらいである。穴水に来れば40年後の未来に行ける」というものです。高齢化は日本全体の課題であることは周知のことですが、将来の日本全体で起こりうることを自分の目で見て感じることは大切なことだと思います。また、穴水で実践されている、またはこれから実践される医療の在り方は、これからの日本全体に対するモデルケースになるかもしれません。そういった意味で、この2週間の実習は私が今後どのような医師を目指すとしても、それを支える柱になることと思います。

実習を支えて下さった医師、看護師、介護士、作業療法士、職員の方々や、私の慣れない診察に快く応じて下さった患者さん方に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

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