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山﨑恵大研修医 地域医療研修で外来診療を行う。

外来研修においても、研修医の皆さんが「前向きに一生懸命」やることが、必要であることは言うまでもありません。「よき医師となるために」という基本的な気持ちがないところに、いくら環境や指導体制を整えたり、患者さんにご協力いただいても、十分な効果が得られないことは容易に想像がつきます。さらに言えば、「臨床研修は、研修医個人のために」行っているではありません。将来その医師に診てもらう「患者さん」のために行っているのですから、この点を自覚してほしいと思います(研修医諸君! やる気はあるか!)。

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患者さんには、時に本当にご迷惑をおかけすることがあります。もちろん、大きな不利益にならないような細心の注意を、指導医だけでなく、研修医、コメディカルが払うことが大切です。しかしながら、それでも、患者さんの協力がなければやっていけません。「患者さんに不利益を起こすことがあるのだ」ということを常に意識することが大切です。一方、患者さんにとっても、デメリットばかりかというとそれだけでもありません。指導医ではなく研修医が患者さんを診させてもらうことによって、解決するような問題や患者さんの満足が得られることは多くあります(
患者さんに感謝、感謝)。