学部・大学院・研究所 大学院医学研究科

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背景:文部科学省「課題解決型高度医療人材養成プログラム」について

我が国が抱える医療現場の諸課題等に対して、科学的根拠に基づいた医療が提供でき、健康長寿社会の実現に寄与できる優れた医療人材を養成するため、大学自らが体系立てられた特色ある教育プログラム・コースを構築し、全国に普及させ得るべく、これからの時代に応じた医療人材の養成に取り組む事業を文部科学省が選定し支援しています。
本プログラム選定事業の一つが、金沢大学、富山大学、福井大学、金沢医科大学が連携して行う「北陸認知症プロフェッショナル医養成プラン」です。

北陸認知症プロフェッショナル医養成プラン

本プランは北陸の医科系4大学(金沢大学、富山大学、福井大学、金沢医科大学)が地域医療機関、研究機関、自治体等と連携して実施します。①本科コース(認知症チーム医療リーダー養成)を中心に、②インテンシブ研修コース(地域認知症専門医師研修)、③スペシャル研修コース(認知症・神経難病の臨床病理研修、地域フィールド認知症早期発見・予防・ケア研修など)および④スーパーコース(認知症スーパープロフェショナル養成のための卒前・卒後一貫教育)からなります。本科コースでは、高度の知識・技能を有する認知症チーム医療リーダー医師養成、研修コースでは、地域医療機関を活動拠点とする医師の認知症専門研修(インテンシブ)と認知症・神経難病の臨床・病理研修や地域フィールド研修などの特色のある領域の短期研修(スペシャル)、スーパーコースでは、卒前・卒後一貫教育により高度な研究力を有する認知症スーパープロフェッショナル医養成を行います。

本学では、認知症チーム医療リーダー養成コース(履修対象:大学院生)と、地域認知症専門医師養成コース(履修対象:既に学位並びに専門医資格等を有する医師(インテンシブ))の2つのコースを設置し、北陸地域(医療過疎地域を含む)において、「認知症患者の視点」に立った「視野の広い、且つ品格」のある「認知症医療」を担うリーダーとなる専門医師の育成および地域医療機関で高水準の認知症診療を行うことができる医師を養成します。