令和7年度 会長メッセージ

大島 譲二
北辰同窓会の皆様には平素より同窓会活動にご理解とご協力を頂き心から感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症もようやく収束の兆しを見せ、全国の支部会、同窓会活動が本来の活気を取り戻しつつあります。対面での語らいや再会の喜びは、オンラインには代えがたい温かさがあり、やはり人と人とのつながりこそが、同窓会の真の力であると改めて実感いたしました。こうした活動が再び実現できたのも、ひとえに日頃よりの同窓会活動への皆様のお力添えの賜物です。この場をお借りして、改めまして心より感謝申し上げます。
本学・金沢医科大学は、1972年の創立以来、半世紀を超える歴史を積み重ね、地域医療の担い手、そして人間性豊かな医師を育てる場として、着実に歩みを進めてまいりました。医学の世界が日々進化する中で、医師として求められる資質もまた多様化しておりますが、本学が重視してきた「人に寄り添う医療」の精神は、時代を越えて今も大切に受け継がれています。そのような母校において、次世代を担う優れた人材が育っていくことは、私たち卒業生にとって何よりの誇りです。同窓生のご子弟が母校の門をたたいてくださることも年々増えており、心強く、また大変うれしく思っております。ぜひ皆様のご子息・ご息女にも、金沢医科大学での学びを選択肢の一つとしてご検討いただけましたら幸いです。
本年も、同窓生同士の絆を一層深め、世代を超えて支え合い、学び合う場として、北辰同窓会をさらに発展させてまいりたいと存じます。今後とも変わらぬご支援とご参加を賜りますよう、お願い申し上げます。
末筆ながら皆様とご家族様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。