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金沢医科大学北辰同窓会 > 令和6年能登半島地震に関する会長メッセージ

令和6年能登半島地震に関する会長メッセージ

大島 譲二

 金沢医科大学北辰同窓会会員の皆様にはご家族の皆様と共に輝かしい令和6年の新年を健やかにお迎えになられたことと拝察申し上げます。また平素より金沢医科大学ならびに北辰同窓会の活動にご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。
 本来ならば、紙面をお借りして新年のご挨拶を申し述べるところですが、ご承知の通り1月1日に発生した能登半島大地震により北辰同窓会会員も少なからず被災しておりますので、現在までに北辰同窓会として把握している情報と今後の義援金活動等についてご報告申し上げます。
 まずは被災された北辰同窓会会員ならびに関係各位には心よりお見舞いを申し上げます。まだまだ捜索活動も続く中、寒さの中避難生活をされている皆さんはさらなる苦難を強いられています。
 取り急ぎ金沢医科大学ならびに北辰同窓会会員についてのこれまでの被災状況等(1月17日現在)を大まかな地域に分けて報告申し上げます。

 

金沢・内灘地域の同窓会員の被害状況
 会員の安否は全員無事と確認された。
 本人は無事であるが、病院、診療所の軽微な被害報告が数件あり。

能登地域の同窓会員の被害状況
 会員の安否は全員無事と確認された。
 本人は無事であるが、自宅、病院、診療所などが地震・津波により全壊したとの報告が数件あり。現在詳細について確認中。

富山県・福井県地域の同窓会員の被害状況
 会員の安否は全員無事と確認され、現在のところ両県とも人的および建物等の被災の報告はない。現在も確認中。

金沢医科大学・金沢医科大学病院の被害状況
 教職員の安否は全員無事と確認された。
 職員自身が負傷(軽症)した報告は十数件あるが重症の報告はない。
 天井材の脱落や壁のひび割れ、扉の建付け不良が多数、体育館の窓ガラス割れ等、軽微な損傷はあるものの、建物や構築物の全半壊など深刻な損傷は確認されていない。

氷見市民病院の被害状況
 教職員の安否は全員無事と確認された。
 建物周囲の舗装(玄関、救急センター入口)に段差が確認された。
 階段室の壁の石膏ボードにひび割れ、一部が脱落したが建物や構築物の全半壊等の深刻な被害は確認されていない。

 

 被災された北辰同窓会会員には早急に何らかの支援を行いたいと存じますが、なかなか現状で物理的な支援は難しく、先の東日本大震災に倣って今後お見舞い金をお届けできればと考えています。
 東日本大震災では北辰同窓会として義援金を募り、全壊、半壊等の程度によってお見舞い金としてお渡しすることができました。できれば今回もこの後同様の義援金活動を行えればと考えております。道路や通信手段が確保できない地域もあり、まだまだ被災者について正確に把握し切れていない部分もあり、詳細につきましては随時情報提供させて頂きます。

北辰同窓会会員各位の益々のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。