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金沢医科大学北辰同窓会 > 会長挨拶

会長挨拶

大島 譲二

 

北辰同窓会会員の皆様、新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、北辰同窓会の諸活動に対しまして格別のご理解とご協力を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
令和八年の新年は、寒波とともに幕を開けました。金沢の地も、雪景色の中で新しい年を迎えたと伺っております。能登半島地震から二年余りが経過いたしましたが、被災地の復興はいまだ道半ばであり、今なお現在進行形の課題として、多くの方々の努力が続けられております。
そのような状況の中、本学の同窓生が、自らも被災という困難を抱えながら、それぞれの地域において医療の最前線に立ち、診療の継続と地域医療の維持に尽力されていることに、深い敬意とともに、同じ学び舎を巣立った者として大きな誇りを覚える次第です。

さて、母校・金沢医科大学に目を向けますと、メディカルリサーチセンターも完成し、新たな研究分野の発展と、さらなる教育・診療体制の充実が大いに期待されております。
また、昨年の医師国家試験における合格率の大幅な改善は、教職員の皆様の並々ならぬご尽力と、学生諸君一人ひとりの真摯な努力の賜物であり、私たち同窓生にとりましても、この上ない喜びでありました。母校が着実に教育力を高め、次代を担う優れた医師を社会に送り出し続けていることは、私たち卒業生にとって何よりの
誇りであり、日々の診療に向き合う大きな励みでもあります。

一方で、私たちを取り巻く医療環境は年々厳しさを増しております。今年は多少の改善を期待する声もありますが、地域医療の維持、勤務環境の改善、後進の育成など、いずれも決して容易ではない課題ばかりです。
しかし、このような時代だからこそ、同じ金沢の地で学び、同じ志を胸に刻んだ同窓の絆は、これまで以上に大きな力を持つものになると、私は確信しております。

北辰同窓会は、世代や地域、専門分野の垣根を越えて会員同士がつながり、支え合い、そして母校の発展に寄与する場であり続けたいと願っております。
本年も、会員の皆様に「参加して良かった」「つながっていて良かった」と感じていただける同窓会活動を目指し、役員一同、力を合わせて努力してまいる所存です。

結びに、会員の皆様ならびにご家族のご健勝と、それぞれの地域医療の現場におけるさらなるご活躍を心より祈念申し上げますとともに、金沢医科大学と北辰同窓会の一層の発展を願い、新年のご挨拶とさせていただきます。