教育・研究指導
共通科目 分子生物学入門(1単位:夜間開講)
学習目標
1.一般教育目標(GIO)
学習者は、細胞の分裂過程と遺伝子の複製や発現、細胞の基本的構造や遺伝子について理解を深め、分子生物学を中心とした生命科学の基本知識を活用できるようにする。また、最新のトピックスについても理解を深め、研究に必要な方法論についても原理、方法、手技を学び、これらを通して研究の進め方、研究上の考え方についても習得する。
2.行動目標(SBO)
学習者は、講義の中で生命のもつ遺伝情報の流れについて分子レベルで学習し、とりわけ疾患の理解に結びつけることができるように求められる。
3.行動目標と学位授与方針(DP)との関係
DP1・2・3・4 学位授与方針はこちら
評価方法
出席、レポートの成績を総合評価する。
準備学習(30分/1回の講義あたり)
セントラルドグマ、ゲノム、遺伝子解析、次世代シーケンサー、細胞培養などについて一般的な知識にふれておいてください。
課題に対するフィードバック
レポート等の課題を提出させた場合は、内容のチェック・添削を行い、本人へフィードバックして理解度のアップをめざす。
授業時間割・講義内容
№ | 講義日 | 講義時間 | 講義内容(テーマ・担当教員) |
---|---|---|---|
1 | 2024年5月13日(月) | 18:00〜19:30 | 細胞および遺伝子解析の基礎と遺伝子データベース/分子腫瘍学 研究指導教員 石垣靖人 |
2 |
2024年5月20日(月) |
18:00〜19:30 | 疾患研究で用いられる遺伝子の発現解析手法/分子腫瘍学 研究指導教員 石垣靖人 |
3 | 2024年5月27日(月) | 18:00〜19:30 | 遺伝子改変ツールの実際/分子腫瘍学 研究指導教員 石垣靖人 |
4 | 2024年6月 3日(月) | 18:00〜19:30 | 遺伝子異常の基礎/分子腫瘍学 教授 東海林博樹 |
5 | 2024年6月10日(月) | 18:00〜19:30 |
遺伝子異常と内分泌疾患/分子腫瘍学 教授 東海林博樹 |
6 | 2024年6月17日(月) | 18:00〜19:30 | シグナル伝達と疾患,創薬/分子腫瘍学 教授 東海林博樹 |
7 | 2024年6月24日(月) | 18:00〜19:30 | 遺伝子改変マウスの基礎/分子腫瘍学 講師 酒井大輔 |
8 | 2024年7月 1日(月) | 18:00〜19:30 | 遺伝子改変マウスを用いた研究/分子腫瘍学 講師 酒井大輔 |
履修上の注意
- 質問は,各講義の終了時のほか,メール(ishigaki[at]kanazawa-med.ac.jp)にて随時受け付けます。
- 本科目は,1,2,3年次のいずれか年次において履修してください。
- 特別な配慮を必要とする場合は,事前に担当教員に相談してください。
-
履修科目届にて履修希望を届け出し,履修の際は,共通科目履修報告書を持参し、担当教員の出席承認印を受けること。
- 履修報告を行うことにより,修了要件の単位として認定されます。
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履修報告の際には,「授業方法改善のためのアンケート」を提出すること。