教育・研究指導
共通科目 大学教員養成プログラム(1単位:夜間開講)
科目責任者 | |
---|---|
講義者 |
米倉 秀人教授(教育職),堀 有行 教授(医師,教育職),石垣 靖人 教授(薬剤師,教育職),本田 康二郎教授(教育職),佐々木 美保 准教授(臨床心理士),菊地 建至 准教授 |
開講期 | 後 期(夜 間) |
授業場所 | 基礎研究棟3階 大学院セミナー室 |
科目番号 | 504130 |
学習目標
1.一般教育目標(GIO)
大学教員として活躍している講師からの講義等を通して,大学教育の歴史や展望,授業設計や教授方法,大学の教育やカリキュラムや学生指導のコツ,大学の国際化など,大学における教育を担当するにふさわしい教育上の能力,実践的な知識とスキルを身につける。
2.行動目標(SBO)
- 大学教育の現状の概要について説明できる
- 学生が主体的に学べる授業のデザインができる
- 基礎知識をふまえた評価をデザインできる
- 学んだ知識を模擬授業として活用し実施できる
3.行動目標と学位授与方針(DP)との関係
- DP2 高い倫理観と高度の専門知識を有し、最先端の医学研究を企画・立案して遂行する能力を有している。
- DP4 科学的技能を活かして、地域医療から国際保健・医療まで医療全般の進歩に貢献し、次世代の研究者及び教育者の育成にも貢献する能力を有している。
学位授与方針はこちら
評価方法等
- 評価方法:出席、レポートの成績を総合評価する。
- 評価配分:出席60%,レポート40%
教科書
教科書は特に定めず,事前,あるいは当日に資料を配布する。
準備学習(45分/1回の講義あたり)
各講義の内容についての一般的な知識にふれておくとともに,大学で自分が受講した経験から問題点や改善点を考察しておく。
課題に対するフィードバック
レポート等の課題を提出させた場合は、内容のチェック・添削を行い,その結果を本人へフィードバックして理解の向上を目指す。また,最終講義後に,シラバス作成をテーマとしたレポートを作成できるよう指導する。
授業時間割・講義内容
№ | 講義日 | 講義時間 | 講義内容(テーマ) |
---|---|---|---|
1 | 2024年5月22日(水) | 18:00~19:30 | 大学教育の歴史と展望:大学教員の役割 生化学Ⅱ 教授 米倉秀人 |
2 | 2024年5月29日(水) | 18:00~19:30 | 学識・技能の教授法 一般教育機構人間科学領域 准教授 菊地建至 |
3 | 2024年6月5日(水) | 18:00~19:30 | 大学教員の倫理 一般教育機構人間科学領域 教授 本田康二郎 |
4 | 2024年6月12日(水) | 18:00~19:30 | 医学教育に必要な学習理論 医学教育学 教授 堀有行 |
5 | 2024年7月10日(水) | 18:00~19:30 | 学生の心理:人間力の向上に向けて 一般教育機構人間科学領域 准教授 佐々木美保 |
6 | 2024年7月17日(水) | 18:00~19:30 | 大学教員としての教育と研究 総合医学研究所生命科学研究領域 教授 石垣靖人 |
7 | 2024年9月 4日(水) | 18:00~19:30 | 授業の質保証:評価方法・教育効果測定方法から授業改善まで 生化学Ⅱ 教授 米倉秀人 |
8 | 2024年9月11日(水) | 18:00~19:30 | 模擬授業 生化学Ⅱ 教授 米倉秀人 |
履修上の注意
- 本科目は,1,2,3年次のいずれか年次において履修してください。
-
質問は,各講義の終了時のほか,メール(yonekura[at]kanazawa-med.ac.jp)にて随時受け付けます。
- 特別な配慮を必要とする場合は,事前に担当教員に相談してください。
-
履修科目届にて履修希望を届け出し,履修の際は,共通科目履修報告書を持参し、担当教員の出席承認印を受けること。
- 履修報告を行うことにより,修了要件の単位として認定されます。
-
履修報告の際には,「授業方法改善のためのアンケート」を提出すること。